あまりに良い言葉なので研究室の新年度オリエンテーションで紹介し、印刷して居室のドアに貼りました。機械科にしては思想強めの研究室です pic.twitter.com/mX40HwK0NG
— Tomohiko Sano (@Tomo_1121) March 25, 2025
togetter.com
これに、こうブクマしたのよ。
これ実は『害をもたらす研究を止めなければ』への反論でもあるのよな。再反論はありや。/古代中国は偉大なもので、すでに紀元前の『墨子』の時代に論じている
https://b.hatena.ne.jp/entry/4768110695299290241/comment/gryphon
まず、後半のほうから。
このブログの無駄な蓄積なめんな、過去にこの話書いたし画像も保管しとるわい。

墨子をちゃんと読んだのもだいぶん昔なんだが、どこだったかな…
ここでしたー。
ほかの書にも、記述があるみたいですね
公輸 盤(こうしゅ はん、紀元前507年 - 紀元前444年)は、中国春秋戦国時代の魯の工匠である。姓は姫、氏は公輸、名は盤(般・班とも)。公輸子・公輸班・魯班とも。
『墨子』・『淮南子』などに記述があり、攻城具雲梯や兵器鉤拒を開発し、墨翟に諫められ、また啓発を受けるなど『墨子』で登場する。
彼が竹・木で作った「鳶」は3日間翔び続けたという伝説が『酉陽雑俎』・『論衡』に記載されているほか、巧緻な器具を数多く製作し、鉋・錐などを発明したともいう。
後世、建築の祖師として祭祀された。
ja.wikipedia.org
墨子と公輸盤の「VS」は、これはあくまで序盤のようなもので、ガチンコの対決はまさに一国の命運をも左右するものだった。
いま、「墨攻」はほとんどネット上に見つかるのは漫画版か…実はプロローグで、このエピソードをほんの数ページで紹介して、ドラマチックぶりが際立っているんだけどな
まあ、原文(の現代語訳)行きますか
blog.goo.ne.jp
《公輸》:現代語訳
公輸盤は楚の国のために雲梯の兵器を造り、それが成功し、その雲梯により宋の国を攻めようとした。子墨子はこのことを聞き、斉の国から出発し、旅を行くこと十日十夜をかけて郢の街に至って、公輸盤に面談した。公輸盤が言うことには、「貴方は、私に何か言いたいことが有るのか。」と。子墨子が言うことには、「北方に私を侮る者がいます、出来ることならば、貴方のお力を借りて、この者を殺したいと思う。」と。公輸盤は同意しなかった。子墨子が言うことには、「お願いします。では、十金ではどうでしょうか。」と。公輸盤が言うことには、「私の正義として、堅く、人を殺すことはしない。」と。
子墨子は立ち上がって、再び、拝礼の礼儀をして言うことには、「お願いします。私の自説を貴方に説きたい。私は北の方より、貴方が雲梯を造ったのを聞いた。そしてそれを使って宋を攻撃すると言う。さて、宋に何の罪があるのでしょうか。荊国は土地が余るほどにあり、一方、それを耕す民衆は足らない。足りない民衆を殺し、そして、余りある土地を奪い争う、これは智と言うものでしょうか。宋に罪は無いのに、荊国は宋を攻撃する、これを仁と言うべきものでしょうか。知恵があるのに戦争の是非について争わないのなら、忠と言うべきではありません。戦争をして得るものが無ければ、強者と言えるでしょうか。貴方の義と言う雲梯は、確かに少人数は殺さないだろうが、城攻めでは多人数を殺す、これで正義の類を知っていると言えるでしょうか。」と。公輸盤は承服した。子墨子が言うことには、「それなら、貴方は宋の攻撃を中止するのですか。」と。公輸盤が言うことには、「それは出来ない。私は雲梯が完成したとすでにこのことを王に伝えている。」と。
(略)
王が言うことには、「そうかな。貴方の発言からはそうなのかも知れないが、公輸盤は私のために雲梯を造ってくれた、きっと、宋を取る。」と。
このとき子墨子は公輸盤を見、子墨子は帯を解いて、それを城壁と見立て、小さな札で雲梯の兵器と見立て、公輸盤は、九度、城攻めの戦術を変えながら行ったけれども、子墨子は、九度、この公輸盤の城攻めを防ぎ、公輸盤の攻城の兵器は尽きたが、子墨子の守備の備えはまだ余りあった。公輸盤は降参したが、それでも言うことには、「私には、貴方を防ぐ手段を知っているが、それを言わない。」と。子墨子が、また、言うことには、「私は、貴方が私を防ぐ手段を知っているが、私も言わない。」と。東周英雄伝 墨子と公輸盤 楚王がその訳を尋ねると、子墨子が言うことには、「公輸子の考えは、私を殺したいだけです。私を殺せば、宋は、多分、守り切れないだろう、だから攻めるべきだ。」と。「しかしながら、私の弟子禽滑釐たちは三百人、彼らはすでに私から授かった守備の実力の器を持つ、宋城の上にあって、楚の宋国を攻撃することを待っている。私を殺したからと言っても、私の弟子たちを根絶やしにすることは出来ません。」と。楚王が言うことには、「良く分かった。貴方の願い、宋を攻めることは無かったことにしましょう。」と。
子墨子の楚国からの帰り、宋国を通り過ぎるとき、天候は雨振りで、ある里の入り口の門の下で庇を借りて雨宿りをしようとしたが、里の入り口の門番は雨宿りを許さなかった。それで故事に言うことには、「ものごとを神のみぞ知るうちに治める者は、衆人はその者の功績を知らない、明々白々とものごとを争う者は、衆人はこの者たちのことを知る。」と。
この話は余計と言えば余計だけど「役に立たない知」だけでなく、たとえば「大きな被害をもたらす知」の話にもつながる(それを止めるのは、それを軍事的に上回る智だけだった、という結論にもなるのだが…)



カプローニ「君は、ピラミッドのある世界と、ピラミッドのない世界と、どちらが好きかね?」
— soitan (@lativoir381) September 19, 2020
二郎「僕は美しい飛行機を作りたいと思っています」 pic.twitter.com/cJdtEoN54Q
そして…「学問と、世の中の役に立つ」に関しては、この前「べらぼう」に登場したエレキテルを巡って、こんな印象的な場面がみなもと太郎「風雲児たち」で描かれた


けっきょく・・・・・

ほんとに、21世紀になってもこの問いは続く

ここより
世界で初めてウナギの産卵場所を発見した東大大気海洋研究所の塚本勝巳教授著「世界で一番詳しいウナギの話」を読んでるが、「はじめに」読んだだけでもうこの本絶対に面白いと確信した。 pic.twitter.com/FX555Tl79W
— 白蔵 盈太/Nirone @「一遍踊って死んでみな」文芸社文庫で発売中! (@Via_Nirone7) 2017年11月4日
大学に就職できるかどうかまだわからない女性に、学界の重鎮が述べたことば。(高杉さんちのおべんとう)

「好きなもの 苺 珈琲 花 美人 懐(ふところ)手して 宇宙見物」 寺田寅彦

そんな
こんなの
はなし。


