※ここは毎年変える
公式タイトル プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD
開催日 2024年10月24日(木)16:50開始予定
主催 一般社団法人日本野球機構
特別協賛社 大正製薬株式会社
中継 テレビ = TBS系列全国ネット放送 スカイA
ラジオ = ニッポン放送
インターネット = U-NEXT Sports Bull
draft.npb.jp
これがスポンサーついて、TVでもネット動画でもコンテンツになるのがさすがプロ野球、ナショナルパスタイム。那須川天心がTHE MATCHで1試合するか、ボクシングに行くか?とかの交渉や話し合いの場は、中継されても誰も見ないもんな……いや、大晦日にヒョードルやミルコがどこに出場するか、とかの話し合いの席にテレビカメラ入ってたら、実に面白い番組だったかもしれんが。
それはともかく、ドラフトということであらためて、いくつかの漫画作品に出てきた話を。
一部、細部を変更して再掲載。
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【大人のおとぎばなし】
漫画「誰も寝てはならぬ」と「重版出来!」には、どちらも、すでに体もなまり切って脂肪のついた体型なのに、ドラフトのシーズンになると「万が一の話だが…おれに指名が来るかもしれない」と浮足立って素振りをするアホな中年男たちが出てくる。
ネットの単話販売はこちら
comic-days.com
重版出来!は…7巻だったな、このエピソードの登場は。主人公の在籍する雑誌の編集長だ。
「選手としてはダメでも、コーチとして声が掛かるかもしれん」と、中年になっても鍛錬は怠らない。
松本大洋「花男」でも「突然まったくの無名人がドラフトで指名され入団」という挿話があった。
もともと、お父さんの造形がそういうもので…
shogakukan-comic.jp
▼第1話/茂雄▼第2話/花男▼第3話/花男ほえる!▼第4話/茂雄をさがせ!▼第5話/パパはモ-レツ▼第6話/朝顔▼第7話/夏が逃げる▼第8話/花織(かおり)▼第9話/明日から始まる冒険に備えてその一▼第10話/不協和音▼第11話/追想▼第12話/瓜の蔓には茄子はならぬ▼第13話/日曜日 ●登場人物/花田花男(ジャイアンツに入団し、ホ-ムラン王になることを夢見る30歳。茂雄の父)。花田茂雄(勉学にいそしむ成績優秀な小学生。母の花織と暮らしていたが、小学3年生の夏休みから父と暮らすことになる)。 ●あらすじ/ク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった(第1話)。
だけどドラフト制度って年々改訂され、進化している。もう 桑田/清原 の悲劇は、「プロ志望届」によって生まれないし・・・・・・・・
ja.wikipedia.org
だからいま、制度としては、最初に紹介した「誰も寝てはならぬ」みたいなことは、
確率0.00001%ぐらいでもあり得るっちゃあり得るんでしょうか?
ここ、詳しい人にも聞いてみたんだけど、高校生はプロ志望届があるのだろうけど、卒業して何年も経過し、大学野球とか社会人野球とか、そういう公的じゃないところで自主的に牙を磨いていたようなやつが、仮にいたら……まあそんな人はこっそり、3軍契約でも結べばいいのか。
※コメント欄より。
わむ
色々な事情があるんですが(笑)、現行の日本のプロ野球(一般的な意味での)は「日本の(国籍はさておき)選手が入団する場合は必ずドラフトにかからなければいけない」というルールがあります。
三十年前とかなら「ドラフトに指名されなかった選手の自由入団」もあったんですけどね。
「一度プロに籍を置いた人の復帰」はまたちょっと別ですが。
gryphon
へえ、今は水島慎次『ストッパー』の展開は通用しないんだ。
逆に『どんな無名人のサプライズ契約もドラフト指名する』なら『◯◯を指名?いったいどこのどいつだ?』もあり得るかな?
わむ
実際にあります。実例を挙げれば(十年くらい前だったかな?)ファイターズが「日本一のソフトボール選手」を指名したことがありますし、
CS中継の解説をしている「この人に知らないアマ選手はいない」と言われるような方が「えっ誰?」みたいなこともたま~に見られます。
引退した元投手が、高齢になっても投げられる特異な変化球を猛練習で身に着けてカムバックに挑戦する…という「男の自画像」は、リアリティラインを高いところでクリアしてたんだな。
m-dojo.hatenadiary.com
おまけ こういう夢のようなおとぎばなし、逆に「貴方を俳優として使いたい!」なら、まだ実例的にありそうでは…という話。
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(略)…「俳優オファーが突然舞い込んでくる」は、ごくわずかの実例ながら、実際に存在するので、少し根も葉もあるおとぎばなしかもしれない。ときどき、ホントの超巨匠ほど「すかした俳優の演技じゃない、人生に基づいた存在感が欲しいんだ!!」とか「本当に〇〇の経歴のある人材がここに欲しい!」とか「既存の女性声優の声は娼婦の声です」とかわけわからんこと言って、ぶっとんだ連中をスクリーンの上に引っ張り出すから(あいつやあいつですよ…)、やっぱり油断ならない。
みなさん、もし俳優としてのオファーが来たら、出演する準備はできていますか?
若者たちの運命が懸かった一日の行方を追いつつ、そんな覚悟もそれぞれ持つようにしたいものです。(そうか?)
「大人のおとぎばなし」について
このブログ内の特別用語ですが、或る種のテイストを持った物語などを、こういう名称を付けて分類しています。
詳しくは過去のこの記事などを。
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