で、ある。
全120回だったそうな。
高島俊男「お言葉ですが…」のように知識、知見を得られるコラム担当として10年20年のスパンで続くのかと思ったが、やはり「室町時代」でくくるとそこまでは無理か。
山藤章二、山本夏彦は「週刊朝日/諸君!を後ろから開かせる男」だったが、このコラムは文春を真ん中から開かせた。
最終回で…画像で解るかな?
日本スゴイを押し付けてくる番組がまだたくさんあり、書店でも幅を利かせている、という話を懸念している。
しかし、一方でたまにテレビをつけると、外国人が日本に来て、この国の伝統工芸やサービスのきめ細かさに感嘆する場面を繰り返し放映して、「日本すごい!」を押し付けてくる番組が、いまだに飽きもせずに垂れながされている。書店に行っても、ここ十年ほどで、日本文化の優越性を手放しで賞賛するような書籍がずいぶんと幅を利かせるようになったことだ。自分で自分のことを「こんなに素晴らしい!」「こんなに愛されている!」と声高に発信するのは、客観的に見て、かなりイタいと思うのだが、発信している当人たちに羞恥心はあまり無いようだ。かつて日本が景気が良かった時代には、この手のコンテンツは見られなかったから、これらはみな近年の日本人の自信喪失の裏返しと言うべき現象なのだろう。とくに僕が職業的に看過できないと思えるのは、しばしば日本史において縄文時代と江戸時代が、近年、そうした風潮に安易に利用されがち…
実はなぜこの二つの時代なのか?が重要なのだが、そこは興味を持たせるために割愛する(笑)
それで読む人が増えれば著者の、再開、再登場の機運もあるかもしれないのでな。
このコラムは数回、ここで紹介させてもらい、ずんだ餅とテレビ局の話はだいぶバズったっけ(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
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あと数回、このコラムで紹介したい内容があったので、いつか。保存はしてある。
単行本にもなっているよ。最終回までの第二弾はあるかな?