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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

●●国の物語を描いた創作者に「DNAに●●人の血が入っていないのに、なぜこんなに●●のことを描けるの?」は、アウト…ではないらしい

テルマエ・ロマエ』作者、現地の人の指摘に苦笑い「ローマ人の血が入っていないのに、なんで描けるのか?」

6/6(木) 15:09配信


 漫画賞『第28回手塚治虫文化賞』贈呈式が6日、都内で開催され、マンガ大賞(年間のベスト作品)作品『プリニウス』の作者・ヤマザキマリ氏、とり・みき氏が登場した。

(略)

 火山の噴火や雷といった自然現象や、動植物の生態など、森羅万象を観察するために古代ローマ帝国中を旅し続ける一行は、地震津波、そして謎の怪物ともニアミスしながら、皇帝ネロが待ち受ける「世界の首都」ローマを目指して一路北上。そこで待ち受けるドラマとは? 圧倒的な構成と画力で2000年前の世界を描く、歴史伝奇ロマンの決定版となっている。

 ヤマザキ氏は2010年に『テルマエ・ロマエ』で同賞の短編賞を受賞しており、再び古代ローマを描いた作品が同賞より評価され、スピーチで「これは古代ローマの力」とニヤリ。

 『テルマエ・ロマエ』含めて古代ローマの世界を見事に描いていることから、イタリアやフランスの現地人より「なぜ、DNAにローマ人の血が入っていないのに、なんでこんなにローマのことを描けるのか?」と指摘される機会が多いと告白。


news.yahoo.co.jp


まだ「●●国で生まれ育っていない、●●人の親のいる家庭環境ではない、という文化的体験・経験の少ない状態で、なぜこんなに●●のことを描ける?」なら合理性・論理性に基づく問いといえるかもしれないが…「DNA」「血が入っていない」はOKなんですかね。

まあ、言われたほうが「苦笑い」「ネタ扱い」っぽい感じなので、これもいいなら、いいのだということで済ませましょう。
あるいは「DNA」とか「血」は、(別段のことわりがなくても)文化・伝統・教育の比喩、というふうに位置づけ得るかもしれない。イノキゲノムIGFとは、アントニオ猪木流の「闘い」を受け継ぐという意味だった。


「DNAに●●人の血が入っていないのに、なんでこんなに●●のことを描けるのか?」…こういう問いがOKなことは、イタリアでもフランスでも証明された国際基準、ということで。

「なぜ、DNAにローマ人の血が入っていないのに、なんでこんなにローマのことを描けるのか?」