INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今年の漫画賞の候補はどうなるだろう・・・予想や願望

昨年の表を再掲載します。年末はこういった「賞」がある。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20111201/p7

(2011年のスケジュールです!!今年じゃないので注意)
12/10 このマンガがすごい!http://tkj.jp/schedule/  
12/10 このミステリーがすごい!http://tkj.jp/schedule/  
12/11 日本SF大賞 & 第7回日本SF評論賞 http://www.sfwj.or.jp/list2011.html 公開選考会!
12月上旬 「日本オタク大賞2011」の前売り開始 http://otakur.blog7.fc2.com/blog-entry-75.html 開催は1月?
12/15 メディア芸術祭賞
12/20 このマンガを読め! http://www.amazon.co.jp/dp/4939138593  


で、これは僕の考えじゃなくてどこかで読んだのだが・・・(場所は忘れてしまいました、すいません)「今年の漫画賞にもっともふさわしいのは、ラストの衝撃性から『さよなら絶望先生』ではないか」と。

さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)

うーむ、そうだな・・・ああいうラストには賛否両論があるだろうし、個人的には「どうなんかな」と思わないでもないが・・・最後の展開が、最初から敷いた伏線を生かしたものであれば見事だし、最後に思いつきで、これまでの展開を「伏線」的にこじつけたらそれはさらに見事だ(笑)。

その、最後の衝撃的で重い展開と、30巻にわたって日本のある時代に付き添って時事ネタ、あるあるネタをやってきた長年の功績、両方の合わせ技として上記漫画の「賞」や1位をとると、けっこう皆が納得する結果になる、と。

個人的に押す作品

やはり一目に付くことが少ないヤングアニマルの作品だが
技来静也「拳奴死闘伝セスタス」(のシリーズ)と、森恒二の「自殺島」はそろそろ何かの賞をもらっていいのではないでしょうかね・・・

拳奴死闘伝セスタス 3 (ジェッツコミックス)

拳奴死闘伝セスタス 3 (ジェッツコミックス)

自殺島 8―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 8―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

セスタスは「連載の休止が多すぎる」といわれたらまずいが(笑)、何度も書いたけどちょっと過小評価されているのではないかのう。「テルマエ・ロマエ」のローマブームも後押しできないか。できないね。
自殺島」は、ヒャッハー思想を持った敵対グループが登場していることで深みも持っているし、そろそろころあいではないでしょうか。メディア文化庁のほうを狙いたい。
あと個人的には「ナポレオン 覇道進撃」はいかがか・・・
ナポレオン~覇道進撃~ 3 (ヤングキングコミックス)

ナポレオン~覇道進撃~ 3 (ヤングキングコミックス)

とも思うのだが、これに文化庁が賞をあげたら日仏関係がビミョーになりかねない(笑)
あ・・「日仏」といえば、アバンチュリエは、例のtwitter上の移籍に関する試みの評価、応援を兼ねて、賞で応援できないか、という話は以前書いた。

森田崇アバンチュリエ」が、年末の漫画ランキングで上位に入ることを希望する。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121013/p3

アバンチュリエ(4) (イブニングKC)

アバンチュリエ(4) (イブニングKC)

自分の「賞」では殿堂入りしているけど・・・

何度でもその年面白かった作品は浮上できるしくみの「このマンガがすごい!」「このマンガを読め!」ランキングには
風雲児たち桜田門外の変篇(というくくりはないが、今年はそう言える)」
オールラウンダー廻〜難波死闘篇(というくくりはないが、今年はそう言える)」
は入ってしかるべきだと思うのだが・・・
つっても、後者のほうは「激しいトーナメントよりもジムでまったりしているほうが人気がある」という説が絶えない(笑)

※自分の「賞」では殿堂入りしている、というのはこの話です
■「見えない道場本舗」が選ぶ、2011年度漫画10傑
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120402/p1

日本SF大賞

ことしも公開選考なのか。ここは小説、漫画、アニメ、映画すべてのジャンルで競う。
さてどうなるかな

屍者の帝国

屍者の帝国