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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

なぜ自分は「ゴング格闘技」を電子書籍購入に切り替えないのか(自問自答)

きょうはちょっとヒマねたを。
キンドルがようやく日本に上陸した。
電子書籍はさまざまな問題がありつつも、着実に地歩を固めている。
そんな中で、ゴン格はすでにこのように電子書籍で出版され、1年購読や半年購読の割引もある。
http://booklive.jp/product/index/title_id/10000004/

さて、自分はこの電子書籍が始まったとき、自問自答して、そして結局紙媒体での購読を続けた。
理由は

(1)・自分は車中や電車などに持ち込んでの購読が多いから。
(2)・電子書籍は、そのハードディスクが6.7年単位で劣化したり、自分がリーダー機器を乗り換えたら一緒にコンテンツも消えてしまう(?)可能性が高いから。
(3)・予約購読している小書店への義理。


うち(3)はどうでもいいわな。
(1)は結局、自分の手元にI-padがある。厳密にはいろいろあるのだが、まあこれで「電車で読むから紙の冊子にする」という理由はなくなった。
(2)だが、6、7年後の心配とかする前に、そもそも1年経ったらごっそりとゴン格もDropkickも貯まって、「こりゃじきに処分しなきゃ・・・」となっているのだ。実際、 以前は2年ほど前にだいぶ処分した。HDDの劣化も何もあったもんじゃない。紙媒体が段ボール箱一杯になったら、そりゃ処分せざるを得ないだろう。


じゃあ、もうゴン格を今月号からだって紙で買う意味は無い。すぐに電子書籍に移行すればいいのだ。



でも、しない。


それはたぶん、時代、世代のみが理由なのかな。それ以外に自分がやらない理由はない。
滅びていく紙書籍にどこかの時点まで、つきあっていくことになるのだろう。
そしてどこかの時点で、やや遅れて切り替わることになるのだろう。

現在の「ゴン格」電子書籍はどんな感じなんだろう。

自分が以前聞いた限りでは「格闘技徒然草」の著者がゴン格を電子書籍で購入している。

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/


(Q1)いま、ゴン格はただ冊子が画像で表示されるだけ?単語で検索とか出来る?
電子書籍が4年、5年と蓄積していき、(本来なら)電子書籍の特性である検索が使えたら、今トップレベルの選手の若い頃の試合記事とか、今引退した選手の全盛期の試合記事とか、前田日明の過去と現在の発言の矛盾とか(爆笑)、そういうことを検索で読むことが出来るし・・・というか、数年前のゴン格とかって無条件で楽しいしね。
いまはどうなっているのでしょう。

(Q2)「ハードディスクの事故に備えて、別メディアにバックアップ」とか出来ますか?
まあ、できないかな・・・てか、それを際限なく許したら、そりゃ版元的にはコピーの氾濫を招くだろう。
でも、実際やるかやらないかは別にして、理論上の半永久性があるのとないのとじゃ意欲が違ってくるんだよね。これは映像のコピーワンス(テンス)と同じだ。


同様に「I-pad使ってるんだけどやめたわ。便利だからキンドルに明日からするわ」というときの引き継ぎとか、できるのかな。そに関連した記事を過去に読んだ記憶はあるけど、もう忘れた。


このへんのことをおいおいと確認しつつ、いつか切り替わっていくのだろうな。

追記 教えてくれた

lutalivre 2012/11/15 22:06
ゴン格の電子書籍版は4つのサイトで提供されていますが、自分が購入したことがあるのはマガストアのみです。その経験のみで言うなら、単語検索はできません(これは他のサイトでもおそらく同じ)。ページが画像として取り込まれているだけです。


バックアップは不可能。というかそもそもする必要がありません。通常のウェブ閲覧と同じく、サーバにあるファイルを見に行くので(なのでネット接続が必要です)。認証だけすれば他の端末からも見られます。逆に、万一運営会社がサービスをやめたら見られなくなる可能性があります。PC・タブレット・モバイルには対応していますがKoboなどの端末には対応してません。

うーん、検索が出来ないのは今現在の作り方上そうなっているのか、「テキスト的なデータにしたらコピーされるから」など、なんらかの防止策なのか。

また、比喩で言えば「ゴン格を毎月買う」のではなく「ゴン格を揃えている貸本屋から、何度でもその号を閲覧する権利を毎月買っている」というほうが近いのかもしれない。いやそのほうがいいんですよ、保存と管理の責任は相手任せにできるわけだから。