自分が紹介する漫画は、サブスク「コミックDAYS」か「コミックWALKER」にある雑誌に偏りがちではあります。だが逆に、このサブスクに入ってるからテーマ的にはあまり読まないだろうう作品も読める。
これは「チャンピオンRED」連載です。留学してバレエを本格的に学ぶ日本人少女を描く作品。
途中から読んでいるから、全体的な設定などはいまいちわかんないし「グランドセーヌ」の意味もよく考えたら知らないや(笑)
あー、24巻まで出てるから、メチャクチャ長期連載だよ!
そんな作品を紹介するのはここ数号、「コロナ禍」を中心テーマに置いて、物語を描いているからです。
そしてあらためて読むと、たった3年、4年前のことなのに、ああこんな心境だったな、こんな風景があったな、と忘れかけてたあの時代を思い出させてくれるのだ。
そう、はじめはこの大型クルーズだったな…。
アジア系への差別偏見、ありましたね。
「渡航制限」も初めはリアルな実感をともなっていなかったが…
バレエ学校の仲間には中国から来た人もいる。一度帰国したらもう戻れないかも!という不安。
結局主人公も、日本に戻る。これまでの夜も昼もない猛練習から一転して「ステイホーム」の日々……
店の棚がガラガラの品薄状態で、買い出しが大変ってこともあったね
それでも、発達したSNSのおかげで離れていてもコミュニケーションが取れることは大きかった。しかし、それでも……この当時、「終わり」が見えなかった。
昨年、野球漫画「僕らはそれを越えてゆく」がコロナ禍を正面から描いて、甲子園の代替試合である「交流試合」をクライマックスに完結した(タイトルの「それ」とは、まさにコロナ禍のことだったのかも)
それを紹介した記事を書いた時に
m-dojo.hatenadiary.com
「コロナ禍を描く漫画作品一覧」を作りたい気がするけど、むつかしいようだ…と書いたら、ブクマでけっこういろんな作品をおしえてもらった。「鬱ごはん」「まじめな会社員」「来世ではちゃんとします」「K2」などで描かれているそうだ。
[B! 漫画] 野球漫画「僕らはそれを越えてゆく」が『コロナで大会中止でした…完』となり、これはこれで貴重な作品に… - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
そんな一例として、非常に丁寧なコロナ禍描写のある作品として、「絢爛たるグランドセーヌ」を紹介します。