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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

令和の「SFの浸透と拡散」~テレパス、タイムリープ、幽霊と「今期の実写ドラマ中、6本がファンタジー設定」

この前「Eye Love you」というドラマを、テレパシーが設定に絡むということで見てないけど応援した(笑)記事をUPした。
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だがすまん、この作品だけ挙げたのは実写ドラマにうとい俺が気付かなかっただけで、ほかの作品にもSF設定はちゃんとあったのだ。
いまこの記事読んだ。

steranet.jp
今冬は「6作の“ファンタジー作”と5作の“続編”が放送される」という、いわゆる連ドラの“かぶり”が起きていますが、その両方に該当するのが『正直不動産2』(NHK総合)。

前作の結果や評判を踏まえた“続編”はともかく、ファンタジー作が6作もかぶったのは、「各局のマーケティングが一致した」から…
(略)

今なぜファンタジー作がトレンドであり、視聴者ニーズがあるのか。その答えは、主に「わかりやすくて年齢性別不問で物語に入りやすい」「ほどよい距離感で気楽に物語を見られる」の2点。

常識では考えられないファンタジーの設定によって、いい意味でリアリティがぼかされ、視聴者は主人公たちの問題をシビアに考えすぎなくて済みます。逆にリアリティを追求した作品は重苦しさを感じられやすく、「つらくて見ていられない」という人が増えました。

仕事や学校のある平日夜放送のドラマはなおのことであり、さらに制作サイドにとってはファンタジーの設定によって、「登場人物の喜怒哀楽を引き出すドラマティックなシーンを作りやすい」などのメリットもあります。
(略)
今冬ドラマのファンタジー設定はどうなのか、見てみましょう。

『君が心をくれたから』(フジテレビ系)は、主人公が最愛の人を救うことと引き替えに五感を失っていく。『Eye Love You』(TBS系)は、心の声が聞こえるテレパスの恋を描く。『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)は、幽霊となったクズ男が主人公の恋をサポートする。

『めぐる未来』(読売テレビ日本テレビ系)は、主人公が感情の起伏が激しくなるとタイムリープする。『不適切にもほどがある』(TBS系)は、昭和のおじさんが令和にタイムリープする。

テレパス、幽霊、タイムリープは昭和の時代からファンタジー設定の定番…(略)

SFの浸透と拡散


ファンタジーという言葉に何故か言い換えてるが、「SF」。根拠なく断言ではある。だが「すこし・ふしぎ」とこれまた言い換えれば、そのまんまである。というより間違いなく、もうちょっと意味が広くてボヤッとしてる「ファンタジー」より的確なジャンル分けである。


こうなっているだけで、なんとなく満足である。目標を達成した感がある。だからこれらのドラマはみない(笑)。


あとひとつ、この話題で再度、再再度論じたい。タイムリープも幽霊もテレパシーも、学校では習わない知識。しかし、ドラマを見るのに必要なこの大前提をみんな知ってるよね?
このブログを読む人は(というだけで間口が狭すぎるが)みんなご存じだよね。
それこそが「浸透と拡散」であり、先人たちに感謝を。

この「いつのまにか当たり前の常識になったね」は、はたと気づくまでは誰も気づかない(変な言葉だが)ので、時々常識をリセットして「これをみんなが共有してるなんてすごいことだなあ」と思うようにしましょう。

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