こういうツイートを偶然みた。
今日1月15日は俳優、司会者などとして活躍 大野しげひささんの84歳のお誕生日です。俳優として「走れ!ケー100」の伊賀山紋太役、「がんばれ!!ロボコン」のお父さん役で出演。その他「びっくり日本新記録」などの司会者としても活躍。シャチハタのCM でも有名。 pic.twitter.com/JVnc3Mxcrp
— 松木 秀憲 (@ddg175myoukou88) January 14, 2024
で、なにか懐かしく思い出されたんだけど、実は幼すぎて、記憶が断片でしかないの。
「走れケー100」というのは、蒸気機関車なんだけど路上を走れる自動車で、日本中を旅している。そして、なんか「ナイトライダー」以前に、運転者と意思疎通できる人工知能っぽいものがついてて(笑)?会話してた…あと、どこかのエピソードで、新聞紙を丸めたものを燃料にしても走ることが出来たって回があったはずだ。
しかし、なんで蒸気機関車が路上を走れる自動車になったのか、なんで彼らは日本中を走り回ってるか全然覚えてない。
答合わせのウィキペ拝見。
ストーリー
鉄工所の息子の末永隆が、スクラップにされるところだった蒸気機関車ケー100を、道路を走れるように修理・改造し、かつてケー100の機関士だった老人・北川久作と再会させるべく、鹿児島から北海道へ向かう計画を立てるが、足に大怪我を負い断念してしまった。それを見かねた薩摩隼人・伊賀山紋太が隆の代わりに北海道・夕張に向け日本各地を縦断する。だがその後、沖縄から届いた一通の手紙を見て、鉄道のない沖縄の子どもたちのために、ケー100で沖縄へ行くことを決意する。しかしそのケー100を、石橋正彦というペテン師(詐欺師)が狙っていた。石橋はケー100を利用して金儲けを企み、ケー100の後を追っていく。
ja.wikipedia.org
…とっちらかりすぎてねぇか???(笑)
で、歌も、この部分だけ憶えてる。
♪世界中 探しても このクルマ ひとつだけのものさ
(ポッポー、と警笛音)
道は逃げたり しないよ のんびりあわてずいこうよ ようきにゆこう
これも探せば見つかるのは、いいのかわるいのか。
あんまりにも記憶があいまいで…
どれぐらい曖昧かと言うと、20年ぐらい前に、一緒に番組を見ていたはずの兄弟に機関車にタイヤがついてて、陸路を走って日本中を旅するテレビ番組あったよね?と確認したら「そんなけったいなテレビ番組があるものか」と全否定されたぐらいだ(笑)
いまみたら、歌はかまやつひろし作曲で歌唱はにしきのあきらだったり、ハナ肇や笠智衆が出演してたりと、いやおどろきだ。
そして…
東海地方のアラフィフ世代はこちらが馴染みでは。オープニング曲が子門真人!忘れてました。https://t.co/JsJuT7MhJJ
— ranmaru (@teru775) 2024年1月14日
www.youtube.com
いや、思い出した!!
こういう番組が「あった!」ことだけ憶えてる!!
そして歌の
「ミステリー…ミステリー」
「マゴ、マゴ、マゴ ワァオ!!」
みたいな一節は覚えてる…子門真人だったのか。
で、朝にやってたな。一応限られた30分ぐらいで、ちゃんと謎と解決編をやっていたな……
それで今思うと、自分の推理・ミステリー史の中で重要な意味を占める、と気づいた。
自分の推理小説年表ははっきりしていて、
・家にあった「ジュニアチャンピオンコース」の「あなたは名探偵」を読み、そこに推理クイズがたくさんあった。
ジュニアチャンピオンコースは小学生の頃に夢中になって読んだけど、おかげでオカルト好きな偏った大人になってしまいました。馬のマークの参考書とか読んでればもっとまともな人間になれたかも。後悔。それにしても表紙写真のモデルさんや少年たちは今も生きているのだろうか。 pic.twitter.com/sM80Drptov
— kin_me (@kin_me) July 5, 2023
togetter.com
・あと学習雑誌に「名たんてい 荒馬宗介」が連載され、世の中に「犯罪を隠そうとする『トリック』というものがあり、それを理詰めで解く「名探偵の推理」があるとしった」
・ルパン三世は本格推理からは程遠いが、なにがしかの影響はあるかもしれない。
・ドラえもんにも3巻だか4巻に「シャーロック・ホームズセット」があり
・これらの影響で小学3年に子供向けリライトのホームズを読み、大層面白かった。…という流れのはずなんだよ。
しかし!!
「マゴベエ探偵団」を早朝に見ていたのなら、この番組経由で推理小説、ミステリーの骨法を知った、というのが正しい歴史なのかもしれん。ただ子供のころ、歌にあった「ミステリー」の意味を知らず、親に聞いた記憶があるな…
もはや記憶があいまいでなんともいえない。
そして!!ほんとにたった今思い出した。今度は夜に、やっぱりドラマ+クイズ形式の「あなたは名探偵」というテレビ番組があったぞ!!
あれも影響はあったのだろうか、すでにそのころは推理小説好きだったのだろうか…
エンディングが、犯人?というか容疑者か被告が留置場か刑務所に入るのをイメージするような映像で、怖かったのを覚えている。
とてもとても大好きな古畑の雰囲気を久しぶりに味わっていたら、急に大昔のことが頭に浮かびました。
タイトルの「あなたは名探偵」。
今から37年前の1971年(昭和46年)、TBS系で水曜8時から放送していた1時間番組で、司会は川崎敬三。
最初の30分は推理ドラマの問題編で、後半は3~4人のパネラーがそれぞれの解答を出し合って答えを当てるという番組でした。
思えば推理物に初めて触れたのがこの番組だったんですね。
「あなたは名探偵」というテレビ番組があったのを思い出した。
川崎敬三が探偵役で、前半は事件編のVTR、そのあとスタジオになり、解答者がそれぞれの推理を行う。
そして解答編のVTR。
午後8時からの1時間番組だったと思う。
半年か1年ぐらい続いていたんだろうか。解答者に神津カンナがいて、ものすごい正解率を出していたということの記憶がある。
おぼろげな記憶の中では、彼女が間違えたのは1回だけ。正解率が高い問題の時は、犯人あてだけでなく、トリックまで完璧にあてていた。そしてさらに朧げな記憶なのはその問題。
ameblo.jp
うーん、逆にこの程度しか情報がないのかな。放送時期も、再放送じゃ無ければ違ってるし…推理ドラマという点は一致しても、タイトルが違うのかな…
この大野しげひささんに、K100やマゴベエやロボコンのことを聞くロングインタビューとか、どこかで誰かができない?
だいぶ脇道にそれてしまったが、そういうこと。
ウィキペ記事によれば、いまは芸能会社(制作会社)の運営の方に回っていて多忙を極めている、ということらしく、こんな子供向け番組についてあらためて思い出を聞きたい、というオファーを受けるかどうかはわからないけど……おそらくは番組関係者の多くが鬼籍に入っていると思われる。
その中で、K100やマゴベエ主演者がご健在なら、…やはり証言を残しておきたいじゃないか。
さがしたら、少しはあったのよ。
どうもk100研究をずっとされている方のブログのようだ(研究書も出している)。
大野しげひささんインタビュー
plaza.rakuten.co.jpplaza.rakuten.co.jp
plaza.rakuten.co.jp
これはすごい。これを紹介して良かった…。と同時に、やはりまだいろいろと聞くべきことは多いんじゃないかいな。
何かの節目の折に、商業メディアも含めて、この個性派俳優に話をさらに聞いてほしいと願わずにいられません。
本もあるんだな