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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【問】玉城デニー沖縄県知事は訪中(7月3日~7日)を止めコロナ禍に対応すべきだったか?

中国を訪問していた玉城知事が7月7日に帰国し「多面的な交流の活性化に向けて確かな手応えを感じた」と今回の訪中の成果を強調しました。

玉城知事「一連の日程を通して沖縄と中国の多面的な交流の活性化に向けて確かな手応えを感じたと受け止めている」

那覇空港に到着後、記者団の取材に応じた玉城知事は訪中の成果を強調しました。7月3日から日本国際貿易促進協会の訪中団の一員として中国を訪れた玉城知事は『政権ナンバー2』の李強首相と北京で面談し、沖縄と中国を結ぶ直行便の再開とビザ手続きの簡素化を求め、前向きな回答を得ることができました。ほかにも、北京の琉球国墓地の跡地や県と友好関係を結んでいる福建省を訪れるなど、沖縄にゆかりのある場所をめぐることができました。
news.yahoo.co.jp

この話を、訪中の時にそのまま語ると政治・外交関係の余計な”雑音”が入りかねないので、少し間を置くことにした。
そもそも、コロナ自体も、沖縄ではほんの少しだがピークアウトの予兆もあるので……だから、書くわけである。純粋に危機管理や防疫の問題として。


その期間の、沖縄コロナ禍を見てみよう。

2023年6月26日〜7月2日
48.39人
2023年7月3日〜7月9日
41.67人

www3.nhk.or.jp

で、ある。減少してきたとみるべきか、それでも高止まりとみるべきか、それは人次第だろうが……
逆に言えば、沖縄の6-7月ぐらいのコロナ患者増加傾向でも、「特に行政が非常事態として何かをやれば、どうなるというものではない」のかもしれない。
実際ここで緊急対策本部的なものを沖縄県で設置し、知事が陣頭指揮を執ったら抑えられるのか、といえばそれもリアルな切実性を感じない。


なぜ、この話に注目するかというと…沖縄県自体は間もなくピークアウトしそうなのである。
むしろ、これが都道府県トップの対策の「前例」となりえる、あるいはなりかねないからである。
そもそも、今コロナの「第9波」は来ているのか、どうか。すでに来ている、という見方をする人もいる。


だけれども、少なくとも「行動制限」…今までの切り札だった、行動制限はないのである。沖縄県も含めて。
結局、沖縄県がピークアウトするかどうかはしばらく様子を見るとして、そうだったら、とりあえず、そんな形でやりすごせる…ということなのか?
定点観測の患者数は間違いなく増えているのである。
だけれども、結局非常事態宣言も、行政トップの出張・外遊中止も、対策本部設置も、行動制限もないまま…なんとなく、そのままで行けそうなの?夏の休み期間も?お盆の帰省ラッシュも?

そんな先行例としての沖縄県対応だけど、結局今回は特別な警戒態勢(特に行動制限)なしで、何んとなかるとしたら、やはりコロナそのものが変化しているのか??と首をひねるのです。