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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【メモ】なんか忘れがちだが「もふもふ」は辞書未掲載の、まだ市民権の無いスラングだよね?起源は?【日曜民俗学】

あー、何がきっかけだったかな?きょう、雑談でそんな話が出て…複数の、辞書を調べたんだ。

そりゃフツーに、こんなの載ってねーよ。


しかし!書名とか、テレビ番組名になったら市民権を得ている、と考えるなら、既に市民権を得ている、と言ってもいい。



そんなギャップがある。
辞書と言っても、置かれていた相当古いやつだから、最新版には載っているのかもしれないな。

逆に、そろそろ、「最初に載せた辞書が栄誉を得る」ような、そんなところまで価値を高めているのかもしれない。


本当は起源をいろいろ考察したかったのだけど、例の俺の、この種の技はあんまり通用しなかった。

twitter内の初出探し法 https://togetter.com/li/1084358 

青空文庫内を検索する http://www.aozora.gr.jp/index.html 

BOOK☆WALKER横断検索 https://bsearch.bookwalker.jp/search

Google ブックス https://books.google.co.jp/

Google Scholar https://scholar.google.co.jp/

国会図書館デジタルコレクションを検索 http://dl.ndl.go.jp/ 

次世代デジタルライブラリーを検索 https://lab.ndl.go.jp/dl/

ヤフー知恵袋内検索 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

はてなブックマーク内検索 https://b.hatena.ne.jp/

海外のエンタメ・サブカルの「お約束」事典『TVtropes 』(英語)  https://tvtropes.org/

「タネタン」 https://moto-neta.com/

青空文庫で満足してやめてしまうのがおまえの限界だな。玄人は国会議事録を検索する。
https://anond.hatelabo.jp/20200418204831
https://kokkai.ndl.go.jp/

※これで調査した記事の一つがこれ
m-dojo.hatenadiary.com




そのかわり、というかなんというか…ここで話が終わっちゃうから最近の調べ物はアレなんだけどさ、だれが作ったか、ウィキペディアには「もふもふ」の項目が既にあんねん。

もふもふ

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
曖昧さ回避 竹書房の4コマ漫画誌については「あにまるパラダイス」をご覧ください。
曖昧さ回避 「モフモフ」はこの項目へ転送されています。Flashアニメシリーズについては「モフ☆モフ」をご覧ください。

もふもふとした被毛が特徴的なノルウェージャンフォレストキャット[1]。

メロンパンの内側の柔らかい部分を指して、「モフモフな部分」などと表現されることがある[2]。
もふもふ(モフモフ)は、日本の擬態語の1つ。オノマトペ(音象徴語)[3]。主としてネコやイヌの被毛のような柔らかいものの感触を表す[4]。「も」が第1モーラ、「ふ」が第2モーラに当たり、この2つのモーラが反復され、計4モーラからなる語である[5]。2000年代初めごろから使われ始め、急速に広まり流行語にもなった[2]。デジタル大辞泉は、当語はインターネットスラングであるとしている[6]。英語文献では、mofu-mofu[7]あるいは mohu-mohu[8]と表記される。本項では「もふもふ」から派生した動詞「モフる」についても記述する。

意味・用法
東京農工大学准教授で認知言語学者の宇野良子らが、膨大な量のウェブページが蓄積されたウェブコーパスを用いて分析したところ、「モフモフ」は、主に空気を豊富に含んだ柔軟性の高いものと接触する感覚を表すオノマトペであり、「モフモフ(する)」およびそこから派生してできたラ行五段活用の動詞「モフる」は、概ね次に掲げる種類の意味で使用されていることがわかった[9][10]。

表1 意味の範囲
モフモフ(する) モフる
A A1 ネコやイヌの被毛またはこれに類するものの触感 該当 該当
A2 上記のようなものを触ることで人間が触感を得ているさま 該当 該当
B B1 メロンパンやスコーンなどの食感 該当 非該当
B2 上記のようなものを食べることで人間が食感を得ているさま 該当 非該当
C ゲームのキャラクターのほか魚などが緩慢に動くさま 該当 非該当
それぞれの意味の使用割合をみると、「モフモフ」は76パーセントが表1のAの意味での使用、残りの24パーセントがBまたはCの意味での使用であった。「モフモフする」は92パーセントがAの意味での使用、残りの8パーセントがBまたはCの意味での使用であり、「モフる」は例外なくAの意味で使われていた[9]。

「モフる」には、自動詞としての用法と他動詞としての用法があり、自動詞の「モフる」は「ネコやイヌまたはこれに類するものの被毛がふんわりとした状態になる」というような意味をもち、他動詞の「モフる」は「ネコなどのふんわりとした被毛を人間が触る」というような意味をもつ。宇野らの分析では、「モフる」の場合は85パーセントが他動詞用法であり、残りの15パーセントが自動詞用法であったのに対し、「モフモフする」の場合は71パーセントが他動詞用法であり、残りの29パーセントが自動詞用法であった[11]。

由来
電気通信大学大学院教授でオノマトペ研究者の坂本真樹は、「もふもふ」というオノマトペを初めて使った人を特定することは困難であるとした上で、コミックの分野で早期に使用され始めた可能性を指摘している。2001年(平成13年)刊行の武井宏之の漫画作品『シャーマンキング』第14巻において、ハオがパンを食べる様子を表す言葉として使われている。また2003年(平成15年)刊行の高橋弥七郎ライトノベル作品『灼眼のシャナ』第5巻における、メロンパンの食べ方に関する語りの中で「モフモフな部分」という用例がみられる。こうしたことから、初期には主に表1のBの意味で使われていた可能性が考えられる。2003年(平成15年)から2004年(平成16年)ごろにインターネット掲示板サイト2ちゃんねる(現、5ちゃんねる)においてAの意味での用例が現れ始めた[2]。この頃から使用は急速な拡大をみせる。またちょうどこの頃に重なるようにして日本でペットブームが起きていたことが秋山(2019)によって指摘されている[12]。

宇野らがウェブコーパスから新動詞を抽出して使用頻度の高い順に並べたところ、2006年(平成18年)から2009年(平成21年)にかけての期間では「モフる」が801 - 900位に入っていた[13]。宇野は2013年(平成25年)、使用頻度の右肩上がりの推移から、「モフる」が「サボる」のように一般の動詞として扱われるようになる可能性があるとの見方を示している[14]。2010年(平成22年)には女子中高生ケータイ流行語大賞に「もふもふ」がノミネートされた[15][2]。

2015年(平成27年)にも擬態語「もふもふ」が流行し、とりわけ、もふもふとした動物がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を中心に大きなブームとなった。このことを受けて日本放送協会(NHK)は同年末に、もふもふな動物を特集した番組『ネコもワンコも大集合 年末はこれでモフモフ!スペシャル』を放送した[16][17]。さらに同番組の後身とされる番組が2017年(平成29年)3月31日から『もふもふモフモフ』というタイトルで不定期に放送され、2018年(平成30年)4月から2019年(平成31年)3月にかけてレギュラー放送されるに至っている[18][19]。2017年(平成29年)、三省堂主催の「今年の新語」の発表後に行われた座談会で、校閲者の見坊行徳と稲川智樹は、「もふもふ」が定着し始めているとの旨を語っている[20]。

辞典類での収録状況をみると、2007年(平成19年)発行の小野正弘編『日本語オノマトペ辞典』や2014年(平成26年)発行の新村出編『広辞苑 第六版』には収録されていないが、2020年(令和2年)発行の『明鏡国語辞典 第三版』には「もふもふ」が収録され「ふくれていて柔らかいさま」と説明されている[21][22][23]。

評価
オノマトペが表す印象を定量化するシステムが坂本らによって構築されている。その概要を次に示す。まず、オノマトペの音韻要素の印象評価実験を、アメリカの心理学者チャールズ・オズグッドらが開発したセマンティック・ディファレンシャル法 (SD法、semantic differential scale) を用いて行う。印象評価実験は、「明るい - 暗い」「暖かい - 冷たい」など計43対の感性評価尺度を使って、数十人の被験者が7段階のSD法によって300語程度のオノマトペについて印象を評価し、回答するというものである[5][24][25]。

この印象評価実験で得られたデータから、統計学林知己夫が開発した「数量化理論Ⅰ類」と呼ばれる分析手法を用いて、オノマトペが表す印象に各音韻の要素が与える影響の程度(以下、「各音韻要素のカテゴリ数量」という)を感性評価尺度ごとに割り出す。続いて次に示す(1)式によって、各カテゴリに分類されている音韻要素の印象値の線形和として、オノマトペ全体が表す印象の予測値を求める[5


ja.wikipedia.org


これ以上、何をどう書くとか、どうしらべるみたいなアイデアがあるではありません。


◆とりあえず「もふもふ」はもう一般化してるけど、そもそもがスラングで、辞書とかに載ってる言葉ではない

◆考察・調査しようと思っても、とりあえずウィキペディアの「もふもふ」を見るぐらいしかなかった



この二つだけお伝えしときます。


書名になりはじめた時代とか、「もふもふ」という擬音、擬態語や台詞が出てきた小説、ドラマ、漫画などを古い物から発掘していく、とかそんなことから調査できるかも、だけど。




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