「東電OL殺人事件」のノンフィクション作家 佐野眞一さん死去
2022年9月27日 15時42分
著名人や事件などさまざまなテーマを取材し、多くの作品を発表したノンフィクション作家の佐野眞一さんが、26日肺がんのため千葉県内の病院で亡くなりました。75歳でした。
佐野さんは東京都葛飾区出身で早稲田大学を卒業後、出版社での勤務を経て作家となり、1997年に「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しました。
その後、1997年に起きた事件とその後の裁判をめぐる「東電OL殺人事件」や、「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」など…(略)出版社によりますとことし6月から入院していたということで26日、肺がんのため千葉県内の病院で亡くなりました。
75歳でした。
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毀誉褒貶ある人だったが、最後の”大物世代”的雰囲気を出すノンフィクション作家であった。というかああいう感じで今、ノンフィクション作家を”大者”扱いしてくれないんだよなー、周辺が…
しかし、だ。こういう面から追悼したひとがいる
昨日スタ・エレさんから『原色怪獣怪人大百科』を企画、解説の執筆をされたノンフィクション作家佐野眞一氏が亡くなったことを教えていただく。もちろん自分も(いささか年は行ってたが)あの世代の怪獣図鑑子供として生涯忘れられない一冊です。お悔やみ申し上げます。そしてありがとうございました。
— 唐沢なをき (@nawokikarasawa) September 28, 2022
それを受けて当方。
ご存じかもしれませんが佐野眞一氏は以前、あるコラムで「怪獣怪人大百科」執筆当時の日々を回想していました。その後、中内功や孫正義などクセのある人物の評伝を手掛けた同氏はときどき色紙に「むかし怪獣、いま怪人」としたためた由。合掌。https://t.co/jRSJPje5ZLhttps://t.co/NtH0EeL21y pic.twitter.com/sVUhc5yzU7
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年9月28日
何でも記録しておくものでございますね。原文テキストは、こちらの記事をかいたときに引用していた。(週刊現代のリレー読書コラムだったはず。)
あらためて、やすらかなれ。