【漫画小ネタ集】一記事一コメントぐらいで、短く書いていきます。えーと、連載は…「イブニング」誌だね。
このコンセプトに限って言えば先行例はある。
「動物の生態」の中でも、主要な特徴ではなく、いわば”お笑い的にツッコミが入れられる”小ネタ的な生態を、おもしろくおかしく紹介し「へんないきもの」とか「ざんねんないきもの」というグルーピングをする本は、少し前からベストセラーになり、また書店に行ったら、これを子供向けにリライトして、児童書としても売られてたんです。いいところに眼をつけるものよ。
「へんないきもの」じゃ、いささか商標とかをとるのは難しかったのか? 各出版社にまたがってる。
んで、このコンセプトを漫画的に変形し、「神様は生き物の具体的な機能・デザインを、デザイン課に発注している」というアホーな設定でやってた「天地創造デザイン部」は、アニメにもなった人気作だ。
同じ講談社の姉妹雑誌モーニング(…のツーだったかな?)だし。
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だけれども、逆にそういう変化球のストーリーにしたので、「デザイン部」は面白いけどちょっと疲れる(笑)
動物の生態って、けっこう老若男女興味を持つ分野だから、講談社でもうひとつぐらいそれがテーマの漫画があっていい。それもさらっと豆知識を吸収して、酒席のネタになる様なショート漫画として……なんてコンセプトがあったのかもしれないが、間違いなくそれにそって”進化”したのがこの「いきものがたり」やねん。
第一話
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ただ、それをやれるのは大物、実力派が必要……なのも事実で、だから作者に松本ひで吉連れてきたんだろう。
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すでに「犬と猫、どちらも飼ってると毎日楽しい」が映像化されたりしてるし。
あれ?プロフィル読むと、
「ほんとにあった霊媒先生」「さばげぶっ」
も描いてるの?自分読んだことないけど、なんか書名を目にするヒット作だよな??
えー、アニメにもなってるの?忙しすぎて、このテーマではショート漫画しか描けないだけかもしれん。
・・・・
ま、とにかく、この作品は面白い訳です。
これはまだ有料で、もう少ししたら無料化される「まだこ」の回。たこなので紹介しておく。
2022年9月6日現在、無調公開中なのは冒頭紹介のペンギンと、この回
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あーぜんぜん、一記事一コメントで短く紹介…じゃなかったよ。
講談社『イブニング』連載中、松本ひで吉「いきものがたり」を読んでると、鳥のうずらが産む卵の模様というのは各個体で柄が決まっており、どれだけ産んでもずーっと一緒の模様の卵を産むらしく、不思議だわ。 pic.twitter.com/VlrBTCkyfc
— びいどろ書房 新刊マンガなどを紹介 (@biidoro_) January 5, 2022