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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「神の敵の首をナイフで引き裂いたこの男性の手にキスしよう」(イラン保守系新聞)

 イランの超保守系日刊紙ケイハン…は、「ニューヨークで邪悪な背教者サルマン・ラシュディを襲撃した勇敢で義務感に満ちた男性に称賛を」「神の敵の首をナイフで引き裂いたこの男性の手にキスしよう」と記している。

 エテマド(Etemad)などの改革派系紙を除き、大多数のイランメディアは同様の論調で、ラシュディ氏を「背教者」と表現した。

 イラン当局は、ラシュディ氏襲撃について公式なコメントをまだ発表していない。

 ラシュディ氏は1988年の著作「悪魔の詩(Satanic Verses)」が一部のイスラム教徒から預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)に対する冒涜(ぼうとく)と見なされ、イランの当時の最高指導者ルホラ・ホメイニ(Ayatollah Khomeini)師から死刑を宣告するファトワ(宗教令)を受けた。

 改革派のモハマド・ハタミ(Mohammad Khatami)政権は1998年、イランはラシュディ氏に対するファトワを実行しないと英国に確約した。しかし、現在の最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は2005年、ラシュディ氏は背教者であり、イスラム教によって殺害が認められているとの見解を…
イラン保守系メディア、「背教者」ラシュディ氏襲撃を称賛 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

イランにおいて保守派と進歩派の葛藤は相当程度にガチで、しかも保守派は革命防衛隊の既得権益なども絡んでいる。
保守系メディアの扇情的な主張は必ずしも、イランの世論を代表してはいない…はずである。

ただ、これを引用して置くのは、主にレトリックの保存としての意味である。
仮に支持する主張があるとして、こういう文章になる、というのは異文化ではちょっと思いつかない。



そして、まだ犯行の背景は不明なれど、勇敢な文学者であるラシュディ氏の無事を祈ります。

イスラム・ヘイトか、風刺か

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