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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

イランのアフマディネジャド大統領は橋下徹大阪市長に似ているような・・・

♪イランの国の大統領〜 
その名も 偉大な アフマディネジャド
おぼーえにくいし ややこしい〜

上の替え歌作成時も、ぱっと大統領固有名詞が出てこず、検索して名前を出した(笑)。

以下、
ただのメモなんだけどね。
別に橋下が核兵器を作ろうとしている、とかではない(そんな持論があるとかないとかだ)

・表面的な言動はタカ派の最右翼、ごりごりの保守派に見える
・だがタカ派でもあるが、支持者にはむしろ「庶民の味方」「なんか上手いことやっている、既得権益の連中を退治してくれる男」というところが魅力(らしい)
・だから支持者は、中産階級より下の、若い層(※これは橋下は、そうとは言えないかな?)
・実際に、その振る舞いは「居丈高」ではあるが「お高く止まっている」ところは、よくも悪くも無いらしい。
・討論会でもえらく攻撃的に相手をやり込める。弁はけっこう立つ。
・敵や目標を設定するが、けっこうその”敵”も”目標”もリアリティをしばしば欠く。
・言葉は強硬で挑発的で物議を醸すのに、実は政策部分ではけっこう妥協しているらしい。
・それが逆に最強硬派・および伝統的保守派から「口ばっかり!本気なのか?」と疑いの目→のちに抜き差しならぬ対立に発展。
・こちら側は「伝統的保守こそ、既得権益に安住して利権をむさぼってるじゃないか!」と反撃。
・そんなことをやってるうちに「新興保守」vs「伝統保守」の対立設定が社会の中心となり、”リベラル勢力”は土俵にも上がれなくなる(笑)。

イランに関する報道量は実に少ないので印象批評や事実誤認もたっぷりあるのかもしれない。叩き台。

にしてもイランの<強権と民主主義の共存>は何なんだ。

戦前戦中の日本に関連して
「日本はまがりなりにも議会や選挙が機能していた。日本をファシズム国家と呼ぶのは当たらない」という意見があって、確かに大政翼賛会の非推薦議員がいたりだのなんだのと、それなりに議会政治はあって、ゼロになったことは無かった。硬骨の議員も言論人もいた。
ただ、イラン革命後のイランを見ると、
「あーーー・・・・・・戦前日本もこんな感じだったのかな」と思ったりするねん。
 
例の「半分入ったコップの水」であって
「イランは恐るべき弾圧と統制の強権国家だが、でも比較的公正な選挙と議会がある」
とすべきか
「イランは比較的公正な選挙と議会があるが、でも恐るべき弾圧と統制の強権国家だ」
とすべきか。