少し前に起こった事件だが、このブログで紹介・記録していなかったので保存をしておきたい
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=awae4a5gygOM
パキスタン:大統領盟友の州知事を警護官が暗殺−冒涜罪で宗教的対立
1月4日(ブルームバーグ):パキスタンのパンジャブ州のタシール知事が4日、警護官に射殺された。同知事はザルダリ大統領の政治的盟友だった。パキスタンでは2007年に大統領の妻の故・ブット元首相が暗殺されている。
マリク内相は記者団に対し、タシール知事が大統領府から1.6キロメートルの地点にある市場で警護官に銃で撃たれたことを明らかにした。容疑者は当局に対し、射殺の動機として、同知事が冒涜(ぼうとく)罪の撤廃を訴えていたことを挙げた。冒涜罪に対してはイスラム教保守派が支持していた一方、非宗教的な政治グループや人権団体は反対を表明していた。
ザルダリ大統領はパキスタン人民党(PPP)が総選挙で勝利した2008年にタシール氏を知事に任命した。同知事はイスラム教武装勢力を公に非難していたほか、大統領の政敵でパンジャブ出身のシャリフ元首相と対立していた。
http://shivukim.exblog.jp/15340599/
ムムタズ・カドリ容疑者(26)が6日、事件後初めてラワルピンディの裁判所に姿を見せた。迎えたのは弁護士らによる称賛とバラの花びら。
弁護には約300人の弁護士が手を挙げているともいわれている。一方、前日に執り行われたパンジャブ州ラホールでのタシール氏の葬儀では、一部の宗教指導者が「イスラム教徒は葬儀に出席しタシール氏の死を悼んではならない」と指示。
このため、葬儀で祈りをささげる聖職者が見つからない事態となった。