じゃーん
・・・・・・・・・と書き始めようとしたら時間がなくなった。
あとで書き足せれば書き足す。まあ、新連載が始まるという情報だけはつたわったか
※その後、書き足しました。下の文章がそれ
— スタジオセンゴク 宮下英樹 (@studio_sengoku) July 27, 2022
【以下、追加の文章】
これは期待したいです。
なぜ期待したいか…というと、センゴクが連載中の時に、少し書いていた。
再度要約すると
「センゴク」は主人公にした仙石権兵衛秀久が史実において、
武将としての活躍のピークが、一度改易されてから「陣借り」という自主的な参加で武功を立て、大名として復帰する1590年の「小田原攻め」にあること
1600年の関ヶ原では、最終的に戦場に間に合わなかった中山道の徳川秀忠軍に付き添うという、この関ヶ原の戦の「外野席」に座っていた
だから「センゴク」では、かの関ヶ原合戦を、描写したくてもしきれなかった…と いう点にある。
意識してかしなくてか、ここで関ヶ原を正面から描けば「センゴク」の大きな空白をそのまますっぽりと埋めることができるのだ。
これだけで描かれる価値がある。
そしてヤングマガジンは確かにメジャー雑誌ではあるが、実は発行部数においてリイド社の「コミック乱」は、その辺のメジャー誌に引けを取らない。
ぶっちゃけ30万部である。カナリスゴイ!とついニンジャスレイヤーズ調になってしまう、こちらも大舞台だ。
そしてもう一つ、「センゴク」と言えばおなじみ
「だが、この通説には疑問が残る」
である。
ぶっちゃけ関ヶ原は近年からか以前からなのか、
講談や小説などで人口に膾炙した「通説」があり、
それに対して様々な人が様々な部分に関して「異論」を唱えている…
つまり歴史の議論において「通説(俗説)vs異論」が、いっちばん盛んなジャンルの一つなんだ、ここわ。
そこに「一、二、三で 『この通説には疑問が残る』です」ととやれば受けそうなぐらい、このキャッチフレーズを人口に膾炙させた作者が乱入してきて、
氏の独自の選択として「〇〇説」を選び、XX説は「疑問が残る」と排除していくわけだ。
毎回炎上必至だよ、「関ヶ原燃ゆ」、だよ。(別の意味で)
だから愉しみな訳です。
あらかじめ「関ヶ原論争」を予習しよう!!
そういう「関ヶ原論争」に関する活字本が、最近出ているようです
こちらは帰りに買ってきましたー♪
— 今福 匡 (@Tadashi_Imafuku) July 29, 2022
笠谷和比古著『論争 関ヶ原合戦』新潮選書。白峰さんの説に対する反説。論戦ふたたび⁉︎ pic.twitter.com/MHlqTJs90q
発売は7月27日。
通説・俗説・珍説を徹底論破! 「天下分け目の戦い」の真相を解明する。「淀殿や三奉行は三成派」「直江状は偽書」「小山の評定は後世の創作」「戦は一瞬で終わった」「関ヶ原は戦場ではない」「問い鉄砲はなかった」……。四百年を経た今も日本史上最大の野戦について激しい論戦が繰り広げられている。そのうち、注目を集めた新知見を、第一人者である著者が吟味し、総合的な歴史像を構築する。
この程、高橋陽介氏より御高著『関ヶ原合戦の経緯』(星雲社)を拝受した。慶長4年(1599)8月から翌年10月まで、ほぼ時期を追いながら合戦終末までの経緯をたどられている。さっそく拝読する予定であるが、中公新書の校正が進んでいて、拝読してもこれには反映できないのは残念である。 pic.twitter.com/sOCQRd8Od2
— 本多隆成 (@TakashigeHonda) July 28, 2022
『関ヶ原合戦の経緯』(星雲社)は、2022年7月31日現在、アマゾン(はまぞう)には書影が無いっぽい。
ちなみにツイート内容を見る限り、同書の寄贈を受けた本多隆成氏も中公新書で何か新刊を出すらしく、はたして5月にはすでに原稿を送っているという。
本日、中公新書の原稿を出版社の方へ送ることができた。5月中にという約束だったため、期限を守れて安堵している。それにしても、前著『定本徳川家康』以来10年余り、この間に発表された関係する著書・論文はかなりの量で、できるだけフォローするようにしたが、なかなか大変だった。
— 本多隆成 (@TakashigeHonda) May 25, 2022