鎌倉殿の13人ネタ
あとでひとことふたこと感想を追加します
後白河法皇の「脈止め」ネタ~あなたの「脈止め」はどこから?
#鎌倉殿の13人
— YASUDA (@Yasuda9432) May 15, 2022
荒木飛呂彦先生の魔少年ビーティーでもあった技
荒木先生鎌倉から生きてた説 pic.twitter.com/xuWzaD1KR4
#鎌倉殿の十三人
— コゲ丸 (@nR6XQEMMWBUqOh9) May 15, 2022
後白河法皇、魔少年ビーティ読んだんですね? pic.twitter.com/fMdYQ7GrRe
ゴムボール脈止めを見るたびにスパイラルを思い出す平成の皆さん
— みかわ (@mikawa_kuroton) May 15, 2022
ボール挟んで脈止めるトリックは、漫画のスパイラル 〜推理の絆〜を読んだときに初めて見た
— 軽井広@書籍5シリーズ&コミカライズ2シリーズ&HJ小説大賞✨ (@karuihiroF) May 15, 2022
定番のトリックだとは聞いていたけどディクスン・カーまで遡れるのか……。
私も該当作を読んだことはないのでわからないのですが、江戸川乱歩のトリック集成にカーのものとして載っているらしいです
— 軽井広@書籍5シリーズ&コミカライズ2シリーズ&HJ小説大賞✨ (@karuihiroF) May 15, 2022
これかと思います
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年5月15日
「…Aという男が早朝、暴風雨の海岸の岩の上に倒れている。これを発見した友人が、驚いて岩に駈け上り、名を呼んでも答えない。まっさおになってグッタリしている。どうも死んだとしか見えない。念のために右手首の脈を…」
探偵小説の「謎」 江戸川乱歩https://t.co/nTn1JpQJmA
私はそれ、スーパードクターKで知りました。
— 暮伊豆クレイーザ・ナゲイトア@『異世界金融』なろうで毎日17時に更新中! (@die_in_craze) May 15, 2022
その時は電池か何かでしたが。
死の欺瞞
死の欺瞞ぎまんについて奇矯な着想が幾つかある。その一つは職業利用の殺人で、自殺したとしか考えられないものである。
あるアパートの一室に、ピストルを口中に入れて発射し、自殺している死体が発見された。そのそばに一挺のピストルが落ちていた。発射されたあとがあり、またピストルの表面についた指紋も、死者のものばかりであった。この事件はむろん自殺として処理された。口中にピストルの先を入れられて、無抵抗でいるような人間があるはずはなく、他殺とはどうしても考えられなかったからである。
ところが、真相は他殺であった。そういう他殺をごく自然にやり得る唯一の職業がある。それは歯科医なのだ。咽喉科の医師でもできないことはないが、歯科医のほうがいっそう便宜である。恨みのある人物の歯を治療しているあいだに、隠し持ったピストルの筒口を患者の口中に入れて発射すればよい。歯科の患者は目をつむって、大きく口をあけているものだ。絶好の状態である。そして、殺しておいて、死体を別の町のアパートの人のいない部屋に運び、そばに被害者の指紋をつけたピストルを投げすてておけばよろしい。あまり著名でないイギリス作家の短篇である。
いま一つの例は、生きていながら死んだと思いこませ、自分をこの世から抹殺するトリックである。これは種々の条件がよほどうまく揃わないとむずかしいのだが、Aという男が早朝、暴風雨の海岸の岩の上に倒れている。これを発見した友人が、驚いて岩に駈け上り、名を呼んでも答えない。まっさおになってグッタリしている。どうも死んだとしか見えない。念のために右手首の脈をとって見ると、全く絶えていることがわかったので、あわてて医師と警察に知らせるために人家の方へ走り去る。倒れていたAは、それを見送ってノコノコと立ちあがり、どこかへ行ってしまう。あとではAの死体が波にさらわれたものと判断される。かくしてAはこの世界から自己を抹殺したのである。
どうして脈がとまっていたのか? それには手品師の使う手がある。脇の下に小さいボールのようなものを入れて腕でしめつけ、腕の動脈を強く圧迫するのだ。そうすると手首の脈は消えてしまう。この犯人はその奇術を応用したのである。これはカーの短篇。
昭和、平成、令和。
あの脈止めトリック、わざわざ出す必要はない…というか、脈が止まるまでやったら「そこまで体調が悪いんじゃ法皇様は後ろ盾にはならん、頼朝に逆らうな」と行家が言ったかもしれない。あれは絶対ファンサービスというか「ミステリートリック、しかも『あるある』的なことを出せば僕のファンは喜ぶだろう」と三谷幸喜が考えた余計なお遊びだと思う(笑)。で、古典だけど、世代的に三谷も念頭に「魔少年ビーティ―」があっても不思議じゃないかも・・・・・
こういうのはやっぱり、自分が接した年代で区分けされることも多い。そしてインパクトがあればこうやって、誰かがそのネタを自作品に使って反響もリバイバルされる。
その結果、その話題、キャラ、シチュエーションで世代が区分する基準になる。地層の三葉虫みたいなもんだ(笑)
その『「あなたの~」はどこから?』傑作群
togetter.com
安徳天皇…a,k.a「あんとくさま」
本日の鎌倉殿の13人はついに壇之浦の戦い。というとTwitter民は安徳様~となりそうで私も。転勤の度に漫画や本を売ったり処分するが、何度かの転勤でも残り続ける諸星大二郎さんコーナーの妖怪ハンター。ぱらいそさいくだ!などが有名だが、この安徳天皇の海神も印象的。あんとく様!お許しを! pic.twitter.com/vVqxGablcF
— Nerino@CRF250L@新型クロスカブかっこいい。 (@Nerino1995) May 8, 2022
とり・みきさんも言ってけど、諸星大二郎の『海龍祭の夜』は本当に怖い。多分、安徳天皇が実は八岐大蛇の化身で、元々は自分の物だった草薙剣=天叢雲剣を取り返したという伝承が背景にあると思う。
— 北斗柄@野巫の六壬者 (@hokutohei) May 9, 2022
今日、4月25日は
— 最中義裕 (@monakayoshihiro) April 25, 2018
壇ノ浦の戦いで、幼き安徳天皇が亡くなられた日です(1185年)
諸星大二郎「海竜祭の夜」より pic.twitter.com/RPoHhJjtAb
三種の神器の伝来について調べていると安徳天皇が出てくるので頭が諸星大二郎になってしまう… pic.twitter.com/0yijNnb0Lu
— もりそば (@frogpink_jp) April 30, 2019