おめでとうございます。
これまで自粛も忖度もせず書きたいことを書くことで精神衛生と矜持を保ってきました。最新作『パンとサーカス』は辛辣な政治批判を含む内容ゆえ、褒賞より懲罰を覚悟していました。中国やロシアなら、私は確実に弾圧されたでしょう。政治がどんなに悪い方に向かっても、表現の自由を死守する覚悟です。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) April 28, 2022
『パンとサーカス』(講談社)の島田雅彦さんが紫綬褒章受章
— たけたけ (@taketake2w) April 28, 2022
「これまでの私の態度に対する励ましだと、ありがたく受け止めたい。私は自由を手放さないようにしたい」 pic.twitter.com/lmB1nR8f7m
島田雅彦さんが褒章を受け取るんだ、というのも驚きました。サヨク的にokなのか。https://t.co/411eIe351j
— 郡司 真子 Masako GUNJI (@bewizyou1) April 28, 2022
島田雅彦さん紫綬褒章受章の弁「褒章をもらうことで『自分は怪しい者ではない』と証明することになるのではないか」(東京新聞 2022年4月28日)を読んで、はぁぁんという感想。「絶対もらわないと思っていたわけじゃないけど、そうなんだ、へえ勲章もらうんだ」枠の島田さん。
— ふらいぱんじいさん (@frypangsan) April 28, 2022
— 飲酒怪獣 (@steams1007) 2022年4月28日
島田雅彦が紫綬褒章を受賞したことに深く幻滅した。ファンをやめた。彼の作品は自由と反権力を追求してきたが、言行不一致ではないか。権力に懐柔されたことに気づかないのか。言論と表現の自由を自ら手放すことになるだろう。 https://t.co/poekz4s7f9
— ゴブリンシャーク (@C5DLQJaVckeLtOV) April 28, 2022
よりによって秋元康と同じタイミングかよ、島田雅彦ダサすぎるな。本当にサヨクなら一生の恥だろう。
— 𝙆.𝙔𝘼𝙈𝘼𝙎𝙃𝙄𝙏𝘼 (@mushchan0913) April 28, 2022
いなくなってしまったあいつがいてくれたら島田雅彦が紫綬褒章を受けてる件をさんざん笑い話にできたのになぁ。
— はまりー (@travis02130213) April 28, 2022
そういえばこのところ反政府的な発言の多い島田雅彦氏、紫綬褒章受章らしいけどどうも辞退する気配もないしそうした彼の普段の主張を支持している人も割とだんまりの人が多いようにも(個人の感想です)
— 地下楽師@明日できることは今日やるな (@tonkyo_Vc) April 28, 2022
勲章受けるんかい🤣
— Togawa Takundo (@gcc20213) April 28, 2022
ダサい奴。
島田雅彦が「サヨク」って言葉を作ったんやないかな。
まあ、読んでないが。 https://t.co/g3TMOpDaIM
島田雅彦の紫綬褒章の件は、まあ「おことば」以来完全に天皇バンザイ愛国リベラル路線なので特に驚きもなく、強いて感想言うなら「ダサっ」ぐらいですかね。
— 𝙆.𝙔𝘼𝙈𝘼𝙎𝙃𝙄𝙏𝘼 (@mushchan0913) April 28, 2022
島田雅彦氏の紫綬褒章受章に色々と思う朝。芥川賞に落選しまくっていた時「そりゃ欲しいですよ」と仰ってた人なのでご本人的にはなんとも思ってないのだろうが。
— 朽木雕也 (@kutsuki_choya) April 27, 2022
十代の終わり頃の僕は氏の熱狂的な読者だった。
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いや最近はめっきり絶対数は減ったのだろうが、それでもしぶとく生き続ける論として
「(日本の)勲章をもらう奴」への批判というのがある。
ぶっちゃけ、それを言ってるのはたとえば、例によっての佐高信氏だが、その佐高信氏だって、これによって評価をぐーんと落としたり、Disったりの対象にする人間……もいれば、人脈や党派的に近い人間がそれを受けた時は、それを批判しなかったりもする。
ぶっちゃけ、仕事上でも関わり深い日本社会党は、55年体制のころからもちろん政治権力を自民党と水面下で分け合い、そして1990年代末には連立政権のかあっちで明確に「体制側」になったので、
♪社会党要人の 胸先に
ぴかぴか光るは なんですえ
・・・な状態になっておりますからな。
しかし、しがらみありて。
@manoyama12 勲章を拒否しなかった田秀夫、村山冨市の両氏に関しては佐高さんは今のところコメントありません。
— 一撃筆殺 (@ichigekistk) May 6, 2013
佐高さんは朝鮮から三木睦子さんに勲章が送られたときはスルーでしたね。岸恵子さんのフランスからの勲章の時も。
— 一撃筆殺 (@ichigekistk) 2018年11月6日
@hibifuon あのNHK版「官僚たちの夏」で佐橋滋をモデルにした風越信吾を演じた中村敦夫氏が旭日中授賞を受けたとき知ってか知らずか、何もいわなかった佐高さんですからスルーだと思います。堂本さんは勲章を嫌ってもいないようですし。http://t.co/6uRc6N03
— 一撃筆殺 (@ichigekistk) November 4, 2012
@yasunori10514 そうですよね。佐高さんも最近は思い直したのか、勲章を受けた田英夫さん、宇都宮徳馬さん、中村敦夫さんに関しては特に批判もされません。
— 一撃筆殺 (@ichigekistk) June 6, 2012
村山富市元総理、100歳の御誕生日おめでとうございます。村山政権時、「寸鉄刺人」で厳しく批判していた #佐高信 さんも真紀子さんとの対談「問答有用」では「トンちゃん大好きです」に転向し、二冊も共著を出したことを思い出します。お祝いに桐花大綬章の受勲を回想されている記事を転載します。 https://t.co/P20p6t58wA pic.twitter.com/IKOx53277V
— 一撃筆殺 (@ichigekistk) March 2, 2024
それでも辞退者はそれなりにいる。
近年叙勲辞退したのは、政治家では市川房枝さん、細川護煕さん、土井たか子さん、宮沢喜一さん。財界では石田礼助さん、中山素平さん。大江健三郎さん、杉山春子さんは文化勲章を、城山三郎さんは紫綬褒章を辞退。堤清二さんも褒賞を断ったそうだけど、辻井喬名義だったのかろうか
— 館野公一 (@mandolinbum) November 3, 2013
ま、そんなわけで、島田雅彦氏は「勲章を拒否しない組」に入られた。
それに対してどう反応するかは、それは逆に、以前から島田雅彦氏と「親しい」人たちを観察する方が面白い。