【高橋留美子氏 米漫画賞殿堂入り】https://t.co/EX5IVxmAGX
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 14, 2021
「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などで知られる、漫画家の高橋留美子氏が、米国の漫画賞「ハーベイ賞」で殿堂入りを果たした。同殿堂には、日本からは20年に手塚治虫さんが選出されている。
………「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などで知られる、漫画家の高橋留美子氏が、米国の漫画賞「ハーベイ賞」で殿堂入りを果たした。同氏の公式ツイッターが14日、同氏のコメントを発表した。
(略)「ハーベイ賞」は米国の漫画家、芸術家で、ポップカルチャーのアイコンとしても知られるハーベイ・カーツマンの名を冠した賞で、1988年(昭63)に創設された漫画、コミック業界で最も権威のある賞…
もちろん、こんなニュースが10月14日に出るなんて知らなかったけど、偶然だろうかはてブでこういったニュースが話題になり、ブクマがにぎわった。
[B! anime] 『うる星やつら』アニメ放送40周年 クレームが絶えず、打ち切りの可能性も… | マグミクス
マイブクマは…
いやどう考えても、うる星やつら(ほか高橋留美子作品のかなり多く)はキャンセルカルチャー的に抵触箇所多いでしょ。でも作品・作者の権威と人気ゆえ、その種の推進側が自主的にダブスタしてくれてる。感謝(笑)
https://b.hatena.ne.jp/entry/4709696858763477666/comment/gryphon
基本、これだけ。ブクマ一つで記事一つがつくれる、簡単なもんです(笑)
まさかこれに
「いや、高橋留美子作品にポリコレに反した描写とか無いぞ!」「”価値観がアップグレード”な今の視点で見ても問題とかないぞ!」というひとは よもやよもや でいないと思うので、ここの証明は(略)できるから楽なのだ。
でも念のために、サムネイル的に一、二例引用しておこう。
『らんま1/2』を読み返してるけど、今どき出したら炎上必至なキャラのオンパレードでワロてるのだ。八宝斎はもちろんのこと、らんま母の早乙女のどか(乱馬が男らしく育っていなかった場合、自身が父子の介錯を務め、返す刀で後を追う覚悟を抱いている)もなかなかのものなのだ。 pic.twitter.com/rjUgVUGHMr
— 預言者アライ(ヨライ)さん (@nekonomical) April 21, 2021
というか、高橋氏は小池一夫の直弟子なンだよ!!
関川夏央氏がすでに80年代にドン引きするような女性観(「知識的大衆諸君、これもマンガだ」参照)を持っている小池氏の…
20-50前くらいの人気漫画やアニメを持ち出して「昔の名作は性的な部分も配慮してたたかれてなかった」系の言説持ち出す人はっきりいうけど「叩かれなかった人気漫画なんてほぼ存在しない」ってこと理解しような。さすがにラムちゃんはたたかれてなかったとかはアタオカ。
— もへもへ (@gerogeroR) October 14, 2021
それでも、高橋留美子が一番人気のど真ん中にいた時代のサブカルチャーが、いま社会の中心層…指導層に行くにはまだ早いが、中心の、現場の実務者の世代の中では、一番権威と人気を持っているのではないか、と思う。
そしてそのカリスマ的人気は今回の受賞で証明されているように、文字通り世界的。
この権威と人気があれば、それはふだん糾弾する勢力も、ダブスタをしてくれようというもの。
とはいえ、別に統一司令部があるでもないし、一人一派ともいう。中にはマカバイ戦争を戦わんとする「熱心党」もいるだろう。
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それにこの首を取ったら、それは一国を褒賞に賜るほどの大将首である。
これから、だれかが本気で過去の高橋留美子各種作品の「反ポリコレ性」を糾弾し、いろいろ反響があったら面白いと思う。
そしたら俺は「きっかけは俺なんだ。俺さえ悪ふざけしなけりゃ…」と、遠くで反省しようかと思います。
出逢いと同じ数の
別れがあるのね あなたのせいじゃない
想い出あふれだしても
私の元気 負けないで
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ま、それはそれで、本当に受賞おめでとうございます。
高橋留美子作品に、永遠の「忖度」を!