#原作者が監督した映画
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) November 14, 2021
独特の世界観を持つ原作の場合、原作者が監督するとおお!と唸る作品になることがある
逆にやはりプロの監督にまかせたほうが良かっただろうパターンも
エクソシスト3はそんな原作者が2が気に入らん!と不満をぶつける意味で自ら監督しただけあって秀作だった
2も好きだけど pic.twitter.com/CMuwXjL0MH
覚えてる覚えてる!
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
看護婦さんのシーンは飛び上がったわー。((((;゚Д゚)))))))何がスゴいかって、残虐シーンそのものは見せなくて観客の想像する恐怖に委ねてる所ですよねえ
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
よほど演出に自信がないとできないですよねえ
ついでにテーブルでいきなりハサミを振り回すシーンも怖かったです
ほら、バンジョーとか描写は見せてナンボって感じでやってきてますし勉強になりました😅やはり少年誌は上級演出(o^^o)はあまり頭にないですよねえ
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
本当おっしゃる通り「見せたい絵」っていうのがネームでいかにドドーンと持ってかれるかってハッタリが凄く大切な世界ですもんねえ
だから、たまにこういう真逆の凄い作品見せられると唸ります😊そんな中で、見せたい、ってのは好みなだけで、見せないで想像させるのもハマってたらイイよね。( ◠‿◠ )
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日ですねえええ
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
ローズマリーの赤ちゃんのラストのゆりかごの中身を見せないで絶叫するシーンとかいつか盗んでやりたいなあ😁
漫画って探せば死ぬまで学ぶことだらけなんですねえ(⌒-⌒; )
※ここから、ツイートのツリーとしてはA、Bに枝分かれします
【A】
「ロオオオズマリイイイの赤チャソ」………。
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
おれが原作読んで部屋の対角線に投げた結末の映画だああ………。
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あれ系ダメなのよ。
映画「デモンズ4」を観て、あれ系の納得行く答えに辿り着くまで、苦手だったーーーーー。
万乗さん、観た?(^O^)胸くそ悪いラストの代表格でしたよね
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
原作は読んでないんですけどやはりぶん投げる結果になったんですねえ😅
デモンズ4はコリャ絶対鬱エンドだなあって思って見てたらおおーでしたよね
サスペリアとかもなぜあれが好きかと言うと単に映像の凄さだけではなくて主人公が悪と対峙して勝つことですよねえそーなの!
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
( ̄▽ ̄)
万乗さんと違って受け取りの幅が狭いんで(笑)、あーいうのはハラ立ってダメなんだわー。
T^T
でも、万乗さん、デモンズ4も観てるとはねえ。めちゃくちゃ観てるねえ!( ̄▽ ̄;)
あの結末のようなのが観たいし、描きたいなあ!凄くよくわかります
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
例え見た目絵に描いたようなハッピーエンドでなくても、デッドゾーンのようにクリストファーウォーケンが自分の勝利と引き換えにグッバイと言って死ぬシーンなんてもう泣いてしまって、何て心に訴えるラストなんだろうって思いました
戦ってる本人の成就する想いって重要ですよねうんうん。
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
主人公の意思が貫けたら、それはハッピーエンドと思うんだよ。
成就する想いかあ。
いい言葉ですなあ。T^T
「デッドゾーン」はすごく好き。ホントにイイねえ。
「スキャナーズ」も、「300」も、「ウオッチメン」も。見た目の勝利でなく、本当の意味での勝利を描くのが私たちの競う領域ですよねえ😸
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
その領域の熟練した藤田さんに負けないようにアグレッサー頑張ってます😤その「本当の意味での勝利」をどう描くか、それは何か……。
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
万乗さんはすっごく難しいことをやってるんだと思うよ!
描き切ってなー!応援しとります‼︎\( ˆoˆ )/
がんばれチェイス・スカルガード!ありがとうございます😭
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
負けないよう頑張ります!ううう。難しいけど、おれもがんばるー。Σ(-᷅_-᷄๑)
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
枝分かれ
【B】サスペリア最高!\( ˆoˆ )/
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
全部がすべて上手くいくんじゃなくてもさ、あれでイイのだけど。
悪魔のいけにえ、でもね。
悪魔の追跡、はあれ系だったけんども。( ̄▽ ̄;)ホラーはある程度ダークさが残るのは仕方ないですけど、例え主人公が倒れるにしても、ゼイリブのように中指を立ててザマア見やがれ悪党どもってやってくれるのが本当に嬉しいですよね
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
少なくとも少年誌は一矢報いなきゃですよねえ😸ホントそれが好き!
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
負けっぱなしの映画は、どんなのでも好きになったコトないのよ。
でも、
万乗さんは、それとは違う映画で何か好きなのあるかい?
好みばっかりおれも言ってないで、勉強もしなくては!(笑)映画じゃないけど松本零士先生の戦争漫画シリーズの短編「スタンレーの魔女」が物凄く心に焼きつきました
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
主人公1人を救うために最後に仲間がいなくなり、主人公がチクショーと泣き叫んで山が笑ってるラストは心がかき乱されたのです
あれは少年誌で再現できるのかガンダムで今挑戦している所ですアグレッサーで是非とも、
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日
やってやって!
「スタンレーの魔女」は心に残るねえ………。
ホント、「ザ・コックピット」シリーズは、身が震えるねえ。
(T ^ T)ありがとうございます😭
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
ガンダムは少年漫画という枠組みでめずらしく正面から戦争というテーマを扱うジャンルですので、色々チャレンジしていこうと思います😤\\\٩(๑`^´๑)۶////やったれー!
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2021年11月14日(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾やったるー
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) 2021年11月14日
感想と解説
万乗大智先生は、最近ツイートで、映画についての裏話・蘊蓄などをかなり頻繁・詳細に語っておられる。
おもしろいので、一度こう”直訴”したことがある。
万乗先生、いつか「映画語り漫画」描いてくださいよ。
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) May 20, 2021
いわゆる、こういう系列のやつhttps://t.co/lhtqzzNgzC
藤田和日郎先生は…「漫豪」である。以上。
同氏は「自分は信じなくてもいいから『自分の好きなもの』を信じろ!」という名言を残されている。それほど、他の作品、他のエンタメから学ぶことの重要性を知っている人だ。
「自分を信じろ」という薄ら寒い言葉があるじゃないですか。「わかるけど、どういうことだよ!抽象的過ぎて腹の足しにならないよ!」…(略)新人によく言うのは、『好きなものを信じろ』。僕は映画の『ターミネーター』が好きなんですけど、本当に好きだから、この信頼は裏切られません(略)…これをカッコいいと思う自分を信じている。
唐々 これは、強いですよね。少なくとも、揺るがないで生きていけますよね。
藤田 そこが、最後の宝じゃないかと思うんですよね。
にた話は以前のインタビューでも語っているんですよね。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130725/p2
にて「名言集」を抜粋した、http://booklive.jp/feature/index/id/ivkf_01のロングインタビュー。
藤田:オレは「私のようになりたまえ」って説教している漫画ってあまり好きではないんですよね。
それよりも、自分の中の「あんな風になりたい!」っていう憧れを読者に伝えたいって気持ちが強くて、だから「鳴海(なるみ)のような男になりたいんだよな」とか、「あんな風に生きたいんだよな」とか、それを伝えるために描いているのが漫画家としてちょうど良いスタンスじゃないかと思ってるんですよ。
だから、「お前の言う通りアレはカッコ良いよね」って読者から言ってもらったら、それが凄く嬉しいんだよね!
このふたりが、映画の話から始まって「自分が好きだった作品やその結末、納得いかなかった作品」をいろいろ論じ、そして最後に、
「今描いている作品で、かつて読んだ〇〇を再現したい」
「やったれー!」
これ、けっこう思うより、重みのある話。
そしてこれを思えば、さらに重い。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
皆様の応援ツイートが心にしみて涙が出ます
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) May 26, 2020
人を勇気づけるために漫画家になった
でもそうじゃなかった
人から勇気をもらって今を生きている
与えたかった
でも、もらう温かさをはじめて知った
平静でいるのは難しい
アシさんがやってきた
最後の指示を出す
また笑顔で会えるといいね
正直、万乗大智「アグレッサー」は未完に終わっても仕方ない…と思ったこともあった。
しかし、さにあらず。
アグレッサーは復活し、そして「スタンレーの魔女」の再現という野心まで、作者は持っている。
そんなことを知った、夜の2漫画家の対話。
漫画家同士(というか藤田和日郎ー〇〇〇さんの対話)ツイートを集めて、電子書籍にすりゃいいじゃん
以前も書いた話だけど、ファンのツイートとかまで収録しようとすると、確かに許可を得るだけでも手間がかかる。
だったら、小学館縛りとかでもいいから、漫画家同士のツイートに限定すれば許可をもらうことは簡単でしょ?
そこから特に興味を引くものを厳選して、上のようなまとめやtogetter的な形式にして、電子書籍などで読めるようにしたら、それだけで面白いんじゃないですかね。
とくに漫画論、創作論、キャラクター論なども多いのだから、この続編ともなる。
まあ小学館がやらないから、ここ(当ブログ)でやっておきますよ。