今日はムロタニ・ツネ象先生の87歳の誕生日。
— センター長 (@FDG_PET) September 8, 2021
1934年(昭和9年) 9月9日生まれ。
大阪府出身。疎開で母方の実家がある唐津市に転居、外町小学校→唐津第一中学→唐津高等学校卒業。高校在学中『毎日中学生新聞』懸賞漫画金賞連続3年受賞。1953年『毎日中学生新聞』に『日本歴史漫歩』を発表しデビュー。 pic.twitter.com/81o23Sf96w
ムロタニ・ツネ象先生、ご健在でいらっしゃいますか。
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年9月9日
自分は歴史漫画をずっと読んできました。ご健勝なら、自身のマンガ史、そして歴史漫画創作秘話(氏のそれは独特で、非常に水準が高いと思う!!)を、誰かを聞き手にオーラル・ヒストリーとして残してほしいのですが…https://t.co/LPDVKfRITa
コメントありがとうございます。
— センター長 (@FDG_PET) 2021年9月9日
ムロタニ先生は脳梗塞発症後、発語や歩行が御不自由となっていらっしゃいます。
オーラル・ヒストリーに関して赤松健先生も同じ考えで、同じ漫画家として対面インタビューできない様なら質問形式などの方法とかで残せないだろうか…と言う事で現在模索中の状態です。
まだ詳細は決まってない様ですが、来年、他の漫画家との合同原画展の企画があるみたいですので、それに併せてオーラル・ヒストリーの話が進むかもしれません。
— センター長 (@FDG_PET) 2021年9月9日
それはすごく期待。
歴史漫画は性質上、企画や脚本、権利も含めてどこからどこまでが作者の担当か難しいとはいえ…最終的に生まれた、氏の歴史漫画は単純な絵解き漫画、学習素材とみるにはあまりにも題材のチョイス、エピソードの活写を含めて、ひとつの史観…ムロタニ史観とでもいうべきものになりすぎているのだ。
普通の日本の歴史教育では、絶対に大きく取り上げられない、中東の「アッバース革命」(ウマイヤからアッバースへの王朝交代は単なる権力闘争だけでなく、イスラム社会、イスラム思想全体を大きく変えた「革命」だった)を、これだけドラマチックかつ入念に描ける漫画家がどれだけいるか。実際、どんどんリニューアルされていく歴史漫画で、新しい作者の新しいバージョンで同時代をみても、このムロタニ氏のイスラム帝国勃興史以上にすぐれた記述はないと思うのです。
m-dojo.hatenadiary.com
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こういう作品を、どのように描いていたのか、ぜひとも記録に残してもらいたい、と思いました。