高校時代、最晩年に近い、司馬遼太郎とお茶を飲んだことがある。その時交わした会話で印象に残ったことを書いておく。「俺の小説でどれが一番おもろかった?」「一番おもんなかったのは?」「今読んでる漫画で一番面白いのは?」である。続く
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) September 19, 2021
一番面白かったのは「播磨灘物語」、つまらなかったのは「韃靼疾風録」、今読んでる漫画は「うしおととら」尚、気に入っている漫画はとも尋ねられたので「機動警察パトレイバー」と答えた。晩年の司馬遼太郎は、小説を書かなくなっても、エンターテイメントに貪欲だったのだ。
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) September 19, 2021
だから、司馬遼太郎記念館の書庫には『うしおととら』と『機動警察パトレイバー』の単行本があるかも知れない。
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) September 19, 2021
なんで司馬遼太郎とぬこ田が接点があったかと言うと、ぬこ田の通っていた高校が司馬遼太郎の散歩コースにあり、ぬこ田の古文を担当していた先生とお茶をする仲だったのです。で、そこにたまたまぬこ田が混じっただけのことです。
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) September 19, 2021
司馬遼太郎氏、SFが好きで、広瀬正のタイムループやり直しもの「マイナス・ゼロ」を、直木賞の選考委でただ一人熱弁をふるって推し続けたぐらいだものなあhttps://t.co/G9jLMIa8Ds
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年9月19日
もう、既に「文明批評」とか持ち上げられるようになってた頃でしたが、やはり司馬遼太郎はエンターテイナー気質があったのかも知れません。
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) 2021年9月19日
質問されたとはいえ「先生の作品はどれも面白いです!」的社交辞令でなく、なんとも率直にお答えになったものだ>一番面白かったのは「播磨灘物語」、つまらなかったのは「韃靼疾風録」https://t.co/7apW752HT8
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年9月19日
「正直に言っていいですか?」
— ぬこ田ぬこ道(国民脇差協会会長)💉💉 (@nukomiti) 2021年9月19日
「うんええで」
と仰られたんで。
たいへん興味深い。いま、週刊朝日とかが何冊もムックを出して「司馬遼太郎にまつわる思い出、周辺情報」を何でも収拾して記事にしています。どこかで、しかるべきオーラル・ヒストリーとして残してほしい一場面、一証言です(投稿など)
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年9月20日
そして、その司馬遼太郎原作映画が間もなく公開と。
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