【8月3日から】NHK、『映像の世紀』全11回を再放送https://t.co/HKY0j3XBis
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 1, 2021
世界中に保存されている映像記録を発掘、収集し、11のテーマに沿って20世紀という時代を再構成したドキュメンタリー。最新のデジタル技術で初回放送時よりも鮮明な映像となっている。 pic.twitter.com/1aMjr6xpaW
この番組の影響力は大きいらしく、上の記事にも多数のブクマがついた。
b.hatena.ne.jp
そこでの当方のコメント。
再度話題なところで過去議論の再紹介なんだが、同番組内の古い「映像」それ自体は著作権消滅済で、映像を取り込んで二次使用可能では?と。https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20151030/p1 では疑問形だったが、どうもそうらしい
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706140027578030114/comment/gryphon
これは2015年に「新・映像の世紀」が始まった時に抱いた疑問だった。
…映像は「撮った人の死亡から50年。法人ならその映像の発表から50年」…で、いいんだよね?(追記、のちに70年となったそうです。そう言えばその話、以前かいた記憶がある。忘れてました)
だれが撮ったかなんて微妙もいいところだけどさ、まあ例えば第一次大戦のフィルムは、もう大丈夫だろうと。で、今回NHKがそういう映像を発掘して、構成して放送したとて、その音楽やナレーションはコピーできないだろうけど、映像そのものはこちらで録画して「へっへっへフリー素材フリー素材。ありがたく人類共有の財産として使わせてもらいますわー」……ってことになるの?ならないの?
と、この時は疑問形での記事だったんだけど、その後、答えが描いてある本があったのです。
考えて見りゃ、そりゃあそうだの話でありまして、NHKが「夏目漱石の世紀」といって、夏目漱石の「坊ちゃん」を最新技術の音声で朗読して、それを放送したら、そのまま「坊ちゃん」の著作権がNHKのものになるわけないもんなあ。
というわけで、8月3日から始まる「映像の世紀」、『古い映像部分は「パブリックドメイン」として使えるのじゃないか?』という視点でも視聴・および録画してみてはいかがでしょうか。