どうも、この話題から派生したらしいが。
togetter.com
バンダイの人に話を聞いたことがある。型の中で樹脂がどう流れ、冷却するとどう縮むかをシミュレーションする市販ソフトがあって、バンダイでも使っているのだが、バンダイのプラモデルには精度が足りなくて、最後は職人芸で微調整しているのだそうだ。 https://t.co/gjxsUJyEly
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) June 27, 2021
テストショットの製作所には、光学3Dプリンター(液体樹脂をレーザーで固めるやつ)を使ってた。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
「これイスラエル製で、たぶん本来は軍事用に開発されたものです」
「でもバンダイで作ってるのも、宇宙兵器じゃないですか」
一緒に大笑いした。
関節部分を、固着させずに一体成形する技術の話も聞いた。内外の樹脂を別のものにして自然に接着しない組み合わせにし、内側が熱収縮することで自然に隙間が作れるんだそうだ。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
「車の冷房吹き出し口なんかも1回で成形できます?」
「あー、たぶんうちならできますね」
「超小型衛星なんか、バンダイなら1回の成形でできちゃうんじゃないですか?」
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
「できるかもしれないですね。何万個要ります?」
そんなに要らないんだよなあ、と大笑いしたのが、もう10年以上前の話。今なら真顔で「1万個の衛星を安く作れるなら何ができるだろう?」と考えてしまう。
ガンプラ工場にて記念写真。射出成型機は撮っていいがカメラの背中側の方が撮影禁止で、山のように金型が置かれていて、マジックで「キュベレイ」とか「ジムスナイパー」とか書かれてる。 pic.twitter.com/LVBhDty2cd
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
ガンプラ工場の自動ドア。 pic.twitter.com/VcimbJxHY6
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
ガンプラ工場のトイレ pic.twitter.com/PryRI6VpeD
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
この「遊びには手を抜かないという仕事」の感覚、すごかったなあ。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年6月27日
詩として、記録する。