♪…後ろに残した跡は 時間の砂に消されて
記憶を繋ぐ景色も 歪んで違く見えていく
(略)
…願い叫んでも 問いかけても 誤魔化した手に 落とされていく
だけど僕らは 忘れていない 終わりを嫌う 子供の影(ノイエ銀英伝主題歌「CRY」)
..
基本、タイトル通りのおはなし。
「『中立だからコメントしない』というのは、強制労働がある現状を追認しているということになります」
— ハフポストSDGs / 仕事に役立つSDGsニュース🌍🌱 (@HuffpostJ_SDGs) April 10, 2021
新疆ウイグル自治区をめぐる問題で、会見で「ノーコメント」としたユニクロの柳井氏の発言が物議。
佐藤暁子弁護士(@Akikosato711)が3つの問題点を指摘します。https://t.co/x0S6BhUU9J
ウイグル人権問題への消費者や機関投資家の目が厳しさを増す一方、中国世論の反発も警戒。新疆産綿花の取引などをめぐる発言に、「無印良品」の良品計画や「ユニクロ」のファーストリテイリングが苦慮しています。https://t.co/hWLTQ0xSYM
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 17, 2021
いや、まあそうだと思うんですよ。思うんだけどね……
実写映像版『銀河英雄伝説』は、三部作とのことで、2020年に第1作が公開される予定。原作者の田中芳樹氏は、今回の映像化について「自分の書く小説作品は、実写映像化が不可能だとばかり思っていました。今回、このようなかたちで実写映像化が進み出したことで、より多くの皆さんに『銀河英雄伝説』を知って頂くことが出来ると思います。私自身もひとりの観客として、完成を楽しみにしています」と語る。
そもそも、2020年に第一作が公開予定だったのか。まあコロナ禍だからスケジュールが大幅に変更されることは想像に難くない。だが制作中止というアナウンスもないので、フツーに進んでいるのだろう。
そして。
今日、大変うれしい知らせが届きました。私の小説「陰陽師」シリーズを原作にした、郭敬明氏監督の映画『晴雅集』が12月25日に公開されることが決まったというニュースです。私の作品が中国の映画人によって映画化されるのは陳凱歌氏監督の『空海(妖猫伝)』に次ぐ第2作目になります。この『晴雅集』も中国の人達に楽しんでもらいたいと思います。(談:夢枕 獏)
人権問題に関する対応について、松崎社長は質問には一切答えず、プレスリリースでの回答に終始したことでさらに市場は懸念を強める恐れがある。
NHKなどの報道によると、柳井氏は新疆ウイグル自治区から調達した綿花を使用しているかという記者の質問に対し、強制労働などの問題がある工場との取引は否定したうえで、「これは人権問題というよりも政治問題。われわれは政治的に中立なんで。これ以上発言する政治的になりますんで、ノーコメントとさせていただきます」と回答を控えたという。
改めて同社に取材を申し込んでも、「新疆の問題につきましては、現在国際的に政治問題化してしまっていることから、弊社として関連のご質問へのコメントは差し控えさせていただきたいと思います」と返事が返ってきた。
実際に、ビジネスに基盤を置いている2社長ですら、回答内容というより「質問に答えない・ノーコメント」だけで批判されているんだよなあ。
では、作家さんは。
両者とも、たとえばエンタメ、お話、ストーリーテリングに徹する職人・・・・・・・・・という面もないではないけど、実のところたとえばそういうエンタメの「あとがき」でも、けっこうスペース割いて世を憂い、社会を語ってるんだよな(笑)。
最近はとくに…。どうかするとその本のテーマとあんまり重ならないのに、「現代社会を斬る」が優先されたりしてるし。
そりゃあ、じゃあ「中国の人権をめぐる諸問題」を縦横に語ってもらいましょうか、とも思っちゃうよ。
実はこの話、香港問題が大きくなり、そして銀英伝が中国で映画化!の一報が入った時に、小説仕立てでもう書いてます。
(略)…その女性記者は、何かを決意したような目で、渡されたマイクを握り、流ちょうな日本語で口を開いた。
「原作者の先生に質問します。私は香港の新聞記者…いや、新聞記者でした。今はフリージャーナリストです。わたしはただ、原作者の先生にひとつ質問を聞いていただきたくて参ったのです」
中国のプロデューサーは、その言葉に、一瞬で顔色が変わった。
だが、原作者は、それに気づかない。にこやかに応答した。
「ほう、それはどんな質問でしょう、私が答えられるような質問だといいのだが・・・」
m-dojo.hatenadiary.com
と言いつつ、「いや、それは語りにくいだろうな。おかれた立場は、わかるよ」と同情したい気持ちもあるんですよ。だからこんな辺境で呟いてるだけで、たとえばワイドショーや新聞上でのイッシューとなることを望むかというと、そうとも言い切れない。
だけど、エンタメではなく衣料業界で、同じようにユニクロや無印良品に同情してる人だっていただろうし。