『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) February 8, 2021
篠原健太が描く
魔女×使い魔コメディ‼️
新連載🎉
『ウィッチウォッチ』
公式PVを公開✨
幼馴染と魔法とトラブルが
いっぺんにやってくる‼️
詳しくは発売中の
週刊少年ジャンプ10号
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『彼方のアストラ』『SKET DANCE』作者・篠原健太氏の新連載開始 天然魔女と堅物使い魔のマジカルコメディーhttps://t.co/vUiS3F5VlZ
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) February 8, 2021
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読みました。
相変わらずの、そつのない、一分の隙も無い…とにかく、完成度が高すぎるわ。
魔法使いとか魔女とかと、
それに特殊な事情で関係を結ぶ相手がいる。
それで、
居候というか、同居する…
藤子・F・不二雄から高橋留美子にバトンが渡り、そこで発展させた、「奇妙な同居人(いそうろう)」系のお話であり、さいしょっから「すこし・ふしぎ(SF)」感満載!!
「彼方のアストラ」で獲っただけじゃ飽き足らず、また星雲賞を狙いに来たかよ(※厳密には同作品は漫画としてではなく、アニメとしての受賞です)。
ついでに、長期連載を見越したような、ちょっとシリアス方面にも少しづつ進めることができるような設定も盛り込んでる。
で、まーな、かすかに思ったんだけど(かすかじゃなくてタイトルに書いてるがな)、あまりにもうまくて、そつがなくて、綺麗にまとまってて・・・・・・だからなーーんか、半歩、一歩引くような、ね(笑)。
引くと言っても、ドン引きってことじゃない、かすかに…それもなんというかね…「これだけ上手いなら、俺が応援する必要もなく、自然に評価されるだろう」みたいな、感覚。
たとえば「逃げ上手の若君」は、篠原先生と同じかそれ以上のヒット作がある巨匠とはいえ、
題材が題材だし(笑)
「応援しなきゃ、この作品が揺らいで、どうにかなっちゃわないか」という不安感もあるし、作品にもなんというか「いびつさ」「未完成さ」を感じる。
対して篠原新連載は1話にして、「あー、完成されたね」感満載。
おもえばカルガリー帰りの馳浩が、スペースローンウルフ時代の武藤敬司が、全日本での超新星・秋山準が、爆発的な人気を得るのに時間がかかった、あの流れだな(笑)。
あるいは杜甫より李白、桂文楽より、志ん生が評価される的な・・・・・・・・・・・・・・・
自分は相当に、物語に関しては、技巧的に「巧い」こと…たとえば伏線回収や物語内の論理的な整合性を重視しているし、篠原先生も「ロジカル・コメディ」日本御三家の一人だ、なんて我ながら奇妙な褒め方もしている。
それでも、今回の新連載は、その基準や視点を軽く超えるほど完成度が高くて、
ちょっと一歩ひいちゃいました、ぐらいになったのだと。1周して褒め言葉だな。
上の「御三家」論にもうひとつ付け加えると、(若き日の)椎名高志がほぼ似た感じだ。
篠原健太氏は、SKET DANCEがそもそも30巻を超える長期連載、そして「彼方のアストラ」ともに映像化されたわけで、経験的にも年齢的にも、技法が成熟してて当然ではあるのだけど、逆に言えば本格的なシリーズだとまだ3作目なんだよな……。
これがジャンプ時空のよしあしだ。…
いや、なんかへんな感想になったけど、とにかく出来がいいか、わるいか、でいえば、いい!! よくできてる! めちゃ良くできてる!!!それだけは言うておきますし、大エールを送ります。

ちなみに「SKET DANCE」も多数の話が無料公開中
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— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) 2021年2月3日
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さらにちなみに、篠原氏はこんなのとも戦わねばならぬ。
「作者の前作が好き過ぎて、次回作は読みたくない」人も?〜「SKET DANCE」⇒「彼方のアストラ」の篠原健太先生「この感想100回聞いた…」
togetter.com
そういえば、魔女…「うぃっち」つながりだが、最近「ふらいんぐうぃっち」っての読んだんだよね。
3巻まで読みました。
篠原健太新連載を「一部の隙も無い」といったが、対してこの「ふらいんぐうぃっち」は、隙だけで構成されているような(笑)
というか、ひとことでいうと、「魔女版のよつばと!」です、的な何かだったな。作者がアシスタントでした、とかでもおどろかないわ
よつばと!には魔法出てこないし、ふらいんぐうぃっちには幼児が出てこない。だけど、どうしようもなくつながっている…
両作品の重要な要素は、そもそもそこじゃないんだろうな。
ひとことでいえば「間」なのだろうか。
あとは、背景とか情景の描写とかが似てたんだろう
唐突に思い出した…というかこれはこれで、あとで単独の紹介文を書きたかったんだけど、いきおいで今紹介した。あらためてレビュー書くかも。
そしていま、アマゾン経由で「アニメにもなってたらしい」と判明した。
どこかで配信とかしてないかな。

- 発売日: 2018/12/19
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