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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

1500話連載の「クッキングパパ」は、こち亀以上に時代の変化を反映。「クッキングパパ社会論」も可能?【日曜民俗学】

その1500以上の作品のうち、1-1000話が無料配信されている…
てな
もんや。


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価値観が「アップデート」されているかはともかく、「変化」は間違いなくしている。
ちなみに、以前からの持論なのだけど、その変化のスピードは「美点」が「やや欠点」になる以上に「愛すべき欠陥」が「許容限度を超えた悪」になることが多い気がする。その結果「愛すべき三枚目」が、ラインを越えた「どクズ」扱いされてしまうという事例がちらほらと(笑)。
クッキングパパの田中も、まとめなどをみるとそういう感想を持たれつつあるようだすな。
ちょっと関連なあれこれ
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価値観が変化すると言えばそもそも、クッキングパパでは「荒岩課長が料理が得意なことをひた隠しにする」という「取りつくろいもの」としての味付けも初期…といいつつ、相当経過するまで続いていました。
料理の腕を見込まれ、地元ローカルテレビに強引に頼まれて出演する時、無理なメーキャップというかコスプレで登場、というネタもあった。


※ちなみに「取りつくろいもの」というジャンルは当方の造語です。以下を参考にしてください
m-dojo.hatenadiary.com
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あのカミングアウトはいつだったんだろうな、と思い返して調べると・・・・・

……今でこそ、普段から料理をする男性や夫は珍しくないが、連載当初、荒岩のような男性は今よりずっと少なかっただろう。「“戦わない、かっこいいお父さん”が描きたかった。時代を先取りしていたことになるのかな? 荒岩は僕なりのかっこいい男だったんです」とうえやまさん。実際、連載当初の荒岩は料理が得意なことを職場などで隠していた。「当時は『なぜ奥さんが作らないの?』と、不思議に思われたと思う。時代が変わってきたと感じて、500話を過ぎた頃の51巻(平成10年)でカミングアウトしたんです」
www.sankei.com

と、51巻だと判明


この「カミングアウト」に至るまでひとつとっても、「社会学的」考察は可能だろう
cakes.mu

というのは、クッキングパパが今超えることを目指しているであろう目標たる「こち亀」も、そういう変化を見ることができるからだ。

『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く

『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く

  • 作者:稲田 豊史
  • 発売日: 2020/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

よく言ってるけど、こち亀は昔は「腹減ったぞ」「今は深夜の1時です、どこもやってませんよ」→「〇〇まで飛ばせば一晩中やってる食い物屋があるぞ」→「そうだ、24時間ストアー(※当時の呼び名)があった!」とネタが変わっていて、それだけで日本コンビニ史なんだよね。

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両さんの時代 『こち亀』で読むエンタメ史

両さんの時代 『こち亀』で読むエンタメ史

  • 作者:秋本 治
  • 発売日: 2009/05/01
  • メディア: 単行本



このような形で、実力ある人が「クッキングパパ」に描かれた社会の変遷を分析なさったら面白いかもしれません。
2月までの1000話無料公開は、そのきっかけになるのではないでしょうか。


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