このひとの最強最恐系逸話は山ほどあり(主に流智美氏が紹介)、たとえば創作が趣味のひとは、メモしておくといろんなエンタメ系の創作に応用できると思うよ / ““最強プロレスラー”ダニー・ホッジさん死去 テーズ、BI砲にも勝利/ファイト/デイリースポーツ online” https://t.co/y1OaqseVI0
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) December 27, 2020
ガチなら最強幻想でおなじみ、鳥人ダニー・ホッジ逝去。享年88。死因は未発表だが、近年は認知症を患っていた。オクラホマ大学時代にはアマレスで46勝0敗、いまでもNCAAの最優秀選手にはダニー・ホッジ賞が贈られている。1956年五輪銀メダル。NWA世界王座8回獲得。https://t.co/3L2uJ5BNkU
— OmasukiFight (@omasukifight) 2020年12月26日
記憶に基づき、断片的に。
ルー・テーズ談
「ケンカ最強といったら、なんといってもダニー・ホッジだろうね」
「テーズさんと喧嘩したら?」
「私はホッジと喧嘩するほど、愚かではない」
とはいえテーズは、ホッジをリングの上でキレさせたことも…だがテーズが悪い訳ではない。
―ホッジも元々は切れたがる人じゃないですよね?
流智美:本当にいい人なんだけど、キレると1本目はこうなって2本目はこうなってというのも、予め決まったフィニッシュもどういう技で決めたらいいのかも全部忘れてちゃう。だからこそアメリカのメジャーではあの人は売れない。
なんで切れたかというと、テーズが、会場を盛り上げるためにホッジに平手打ちをしたんだろうだ。そうすると、「目がトロン」となるのだそうだ。
それが、ホッジが切れて段取りを忘れ、ガチのボクシングパンチを打ち込んでくる前兆・・・・・・慌ててテーズはリングサイドに逃げ、ホッジに正気が戻るのを待った。
控室に謝りに来たホッジだが…
「テーズさん、私はあなたを本当に尊敬しています。このツアーにも声をかけてくれて…(※じつはテーズは「用心棒」としてホッジを帯同することが多かったそうな)。ですが、いや、ですからこそ…平手打ちはやめてください。あれやられるとキレちゃうんで…」
テーズ、やべーやつだなあと思いつつも快く了承する。
だが、その次の日に…テーズは当時としては派手な飛び蹴り、ドロップキックを放つ。盛り上がる会場。しかしホッジの眼がトロンと(後略)
控室で「テーズさん、私はあなたを本当に尊敬しています。ですがドロップキックだけは(後略)」
テーズは「じゃあ何すりゃいいんだ」と思ったとか。
そのテーズやロビンソンは初期のUFCを見ながら、「俺も若かったら…」的なことをいいつつ、「一番向いてるのはホッジ」と口をそろえた。
ホイス・グレイシーが、テーズたちもお気に入りのダン・スバーンに苦しみつつも、ガードポジションを守って、そこから三角絞めで辛勝したことがある。テーズたち、そのホイスのガードポジションを見て
「ここからホッジなら、耳を掴む。そしてびりっと両耳を引きちぎる。それでまあ終わりだろ」
そういうシュートを売り物にするレスラーに対しては、それ「だけ」では絶対に評価しなかったジャイアント馬場も、ホッジについては絶賛。
「強い奴は、リング中央で組み合った瞬間にわかる、『ガチッ』とした感触でね。だけどねえ…ホッジと組み合った瞬間って、ガチっをとびこえて「ピーン」って感じなんだよ。」とね…
ぶっちゃけ、その種の逸話や周囲の評価・噂を、ここで応用して使わせてもらっている(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
もちろん、こんな談話はそもそも頑固おやじの繰り言であり、どこまで客観的なファクトかはしらない。
ただ、ある時期は「こんな年になってもまだリンゴを握りつぶせるようじゃ、変り者と思われそうだから…」と何をいまさらな遠慮により中断していたリンゴパフォーマンス、晩年は開き直ってやり続けたようだ。
One of the most famous anecdotes about Danny Hodge is that he had the hand strength to crush an apple, something he was doing well into his 80s pic.twitter.com/J6BxVlNyrW
— S.T. Joshi Puroresu🌸 (@OrfordEye) 2020年12月26日
The legendary Danny Hodge crushes an apple like a beast in front of a stunned school. I know someone who was there and said it was a feat to watch! @JRsBBQ @Goldberg #Beast #RIP pic.twitter.com/z0EDdV38re
— Anthony Maurizio (@MrTonyMaurizio) 2020年12月26日
「わしも年だな、今では4回ぐらい力をこめないと握りつぶせなくなった…」とか嘆きが聞こえてきそうな動画だ、が。
俺は100回やってもできないよな…
26:実況厳禁@名無しの格闘家
新日プロにレフリー(56歳くらい?)として来日した時、外人控え室のシャワーの栓が回らなくなって大騒ぎになった。原因はホッジが使ったとき栓をかる~くしめたらしい・・・。
実際、握力何kgくらいあったんだろう?
そんな伝説が、よく似合う人だった。安らかなれ。