- 作者: 柳澤健
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アメリカ内での「カレッジレスリング」はまた別の、一段違う権威と名誉をもっていて、その中でも「伝説級」の実績を持つ人がいるという。
70年代はダン・ゲーブル、
60年代が日本からやってきた上武(現姓・小幡)洋二郎
そして・・・50年代がダニー・ホッジだった。
1991年…まだUインターで彼が時々来日していた時期かな。太田章と石澤常光アメリカでドライブインを経営しているホッジを表敬したのだそうだ。
太田 …ホッジが急に「オイ、ちょっと手を貸してみろ」と朴の腕を自分の足で挟んでみせた。「抜いてみろ」って言う。何をしても絶対に抜けない。足ではさんでいるだけなのに。
柳澤 太田さんがやっても抜けない。
太田 全然抜けない。なにこれって聞いたら「いつでも俺は用意ができているんだ。ババと猪木に言ってくれ」ってニヤリと笑った。
(略)
僕らが帰るときに「来年(92年)のバルセロナで会いましょう」って言ったら「トップシークレットだ。実は俺も狙っている」って。そのセリフはすごく粋でしたね。
ダニー・ホッジ(Danny Hodge)のリングネームで知られるダニエル・アレン・ホッジ(Daniel Allen Hodge、1932年5月13日 - )
先月13日に、傘寿となられたようである。まことにおめでとうございます。
そしてご存命であることに安心している・・・しかしご高齢であることは間違いない。
レスリングは組織もしっかりしているから、ホッジにまつわる多くの証言や歴史記録も既にたくさん、十分に残っているのかもしれない・・・だが、日本では何しろ「鳥人」「最強のプロレス・シューター」としてのイメージが強すぎたし、カレッジレスリングの予備知識も今まで無かった・・・
てなわけで、目的地はオクラホマのドライブイン(まだやってるかな?)。
柳澤健氏を、ゴン格でも文芸春秋でもDropkickでもいいので派遣して、「カレッジレスラーとしてのダニー・ホッジ」のインタビューをしていただきたい次第であります。
じじい、あんた一体いくつだよ!!! いや、年齢じゃなくて握力が・・・。