きのうの
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120629/p1
のつづき。
増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は、
作者がいきなりゴン格編集部に原稿を送りつける、
ちょうど氏の本を読み感心していた編集長が即決、
反響も続々、
しかし内容が内容だけにプロレスファン、さらには闇社会までからプレッシャー。
さらに、取材を進めると自分の意に反した事実に直面してしまった作者が「もう書けない」と号泣したり「本気なら木村先生は椅子で力道山を滅多打ちに…」とか書きはじめた・・・
など「バクマン。」ならぬノンフィクション「バクノン。」じみたドラマチックな航海だったことがわかっている。それが作者の立場から最新の「g2」に掲載されたのだが、編集部のほうからの証言を知りたい・・・というのが前回エントリの骨子でした。
https://twitter.com/Nov3138/status/216204009604775936
Y田N子 @Nov3138
今日一番吃驚したのは、増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が連載されていた「ゴング格闘技」の編集長が、その昔「本の雑誌」の助っ人・松山郷くんだったこと。奥さんの藤村さん(同じく助っ人)とも会えて、懐かしかったなぁ。藤村さんがほっそりした分、郷之介が大きくなってた。
つぶやいたのは
『元編集者、現ライター。書評の仕事を中心にやっています。Y田N子というのは、その昔「本の雑誌」にいた当時、坂東齢人氏(現・馳星周氏)から命名されたもの』というから、本の雑誌周辺も梁山泊だかトキワ荘じみている。
g2の中で、増田俊也氏は「ゴン格の編集長の師匠が北上次郎」と書いていて、ほうと思ったがどういう意味合いなんだろう…と思ったが、これで腑に落ちたのである。
んで、ぽんと手を叩いた。
「なんだ、本の雑誌が松山郷(マツヤマンボ)編集長に書かせりゃ(インタビューすれば)いいじゃん」と。
こういうときこそ、師匠風ってふかすものですよ(笑)
北上氏が「おお、わしや、これから聞きにいくからキリキリしゃべらんかい」と。
本の雑誌の読者なら、けっこう興味深いコンテンツになるんじゃないかな?
いや、その読者じゃなくても、やくざはんから「おんどれんとこの連載、ありゃなんじゃあああああ!!!!」と怒鳴り込まれる編集部の物語は読んでみたいよ(笑)
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