週刊大衆で始まった。
とある柔道選手のプロレス転向(?)まつわる、ジャイアント馬場との息詰まる駆け引き・・が初回のメーンテーマとなっていく。一直線に木村の事跡が語られるのではなく、いろいろと複雑な構成を語ってくれそうだ。
さて。
再度、またこの作品に熱い注目があつまるなかで、もう一度主張したいことが・・・
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120629/p1
に書いたんだけど、ダイジェストで再掲載しよう。
講談社のノンフィクション専門ムック「g2」で、作者の増田俊也氏が、この本を世に問うまでの舞台裏を書いている。
「『木村政彦 vs. 力道山』真剣勝負の勝者」増田俊也
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(略)
で、g2上の「始まった経緯」を見ると、そもそもまず第一項的なものを増田氏は十数年かけて書き上げたものの、いろんな経緯でどこに発表するという確たるプランがないままだった(略)
すでにページの割付は決まっていたが、いま自分の権限で6ページ空けた!!
次号から連載を開始します!!
(略)
その後、この創作の舞台裏が吉田豪氏との対談などで触れられ、自分は「このバックステージも面白そうだから、編集者は記録を残しておけ!!」とゆうてたのですが、増田俊也、吉田豪に「木村政彦伝」の苦労を語る。長期連載が生む「狂気の行進」。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110712/p1今回、作者の方から見た「長期連載バックステージもの」の文章が世に出され、半分ほどは満足。
しかし、松山郷ゴン格編集長のほうから見た記録が不必要になったかというとそーではないので、ひきつづき要望したい
つまり・・・
「松山郷(※「ゴン格」編集長)はなぜ増田俊也の連載をことわらなかったのか」
(ちょっと語呂合わせで否定形にしたが)
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である。
このインタビュー記事が読みたい、と以前の記事では書いたが、今は記事じゃなくても講演会、オープンでもクローズでも・・・そんな形で「編集長から見た『きむりき』連載のバックステージ回想」を知りたいものです。