2012年度大宅賞受賞のベストセラーノンフィクション『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が、ついに漫画化。KIMURA vol.0 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~
- 作者: 増田俊也,原田久仁信
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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原作・増田俊也&漫画・原田久仁信の男のタッグで、天才柔道家・木村政彦の生涯を描く。
第0巻は、未完のままに終わった梶原一騎の自伝的漫画『男の星座』へのオマージュであり、
増田氏が木村政彦の仇討ちを胸に、18年の歳月をかけて原作書籍を描き切った理由が明らかにされるプロローグ作品。
※本作は現在、週刊大衆にて連作中です。(同じ部分省略)KIMURA vol.1 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~
- 作者: 増田俊也,原田久仁信
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第1巻では、熊本の地で生まれ育った木村政彦の幼少期が描かれる。
家業の砂利採りを手伝いながら、のちの師匠であり、
郷土の英雄であった牛島辰熊に憧れを胸に、柔道に生きる喜びを見出す。
※本作は現在、週刊大衆にて連作中です。
著者について
原田久仁信……1951年生まれ。
77年、『週刊少年サンデー』でデビュー。
80年、梶原一騎原作『プロレススーパースター列伝』をスタートさせ、以後、梶原作品と深く関わることになる。
代表作『男の星座』『格闘技セカイオー』など多数。
増田俊也……1965年生まれ。小説家。
06年、『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)で「このミステリーがすごい! 」大賞優秀賞を受賞し、デビュー。
12年、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で大宅賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。
著書に北大柔道部を舞台に描いた自伝的小説『七帝柔道記』(角川書店)がある。
原作者ブログより。
http://blog.livedoor.jp/masuda_toshinari/
週刊大衆に大河連載として連載中ですが、 原田久仁信先生作画の漫画版「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」「KIMURA」の第0巻プロローグ編と第1巻幼少編が2冊同時に発売されました。
全30巻くらいの大河長編になります。
週刊大衆連載の扉に「男の星座たちに捧げる」と書かれているように、梶原一騎先生の絶筆自伝漫画「男の星座」の続編にあたります。昭和の怪物たちの競演を……(後略)
まてまてまてまてまて。
いくらなんでも……、と思ったりしたが、よく考えれば普通に原作をこのペースで消化していけばそれぐらいに、フツーになるんだよな。
「男の星座」だって、梶原一騎の筆の赴くままにまかせていたら全何巻になったか(笑)。大山倍達との決裂やアントニオ猪木監禁事件、女性スキャンダルの「真相」まで描くと予告してたからなあ。
ただその「KIMURA全30巻構想」のためには、原田先生の肉体的な健康と長寿が何より必要だ。
数号前のゴン格での談話も紹介したいが、時間があれば……