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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

NHKの「光秀のスマホ」面白かったよね。公式にyoutubeにもUP中。

このyoutubeで見られること知ってるから、TV放送中にあわててお知らせとかしたりはしなかった。ゆるゆると、今紹介。
※埋め込みそのままでは視聴不可能で、youtube内に飛ぶ必要はあるようです。


[光秀のスマホ その1] 今川、討たれたってよ | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その2] 私を都に連れてって | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その3] 猿と共に去りぬ | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その4] 我が輩は城主である | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その5] ブラック家臣団に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その6] 明智光秀の憂鬱 | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その7] 猿のくせになまいきだ。 | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その8] ウマ・ウマ・ウマ! | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その9] 信長、襲来 | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その10] その男、横暴につき | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その11] 猿よ~この先もずっと・・・ | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その12] 燃えよ本能寺 | 麒麟がくる じゃないよ | NHK

[光秀のスマホ その13] あるいは裏切りという名の猿 | 麒麟がくる じゃないよ | NHK



こういうふうに、今のカルチャーに当てはめて歴史物語を再構成するのって、基本コンセプトは以前からあったよね。
三国志」の事績を新聞記事風に紹介する「三国志新聞」は、出た当時、かなりのベストセラーになったし…

三国志新聞

三国志新聞

  • メディア: 単行本


直接的な影響を与えたんだろうか、「織田信長オールナイトニッポン」は、最初聞いた時は笑い死ぬかと思ったし。


織田信長のオールナイトニッポン

「もし〇〇の時代(世界)に2ちゃんねるがあったら」もよく目にしたお約束の大喜利だった。


ギャグとして、一瞬時代劇の中に現代的なガジェットを持ってくるのは枚挙にいとまがない。

 「手紙を書くまでもあるまい。電話をかけよう」秀吉は机の上の受話器をとりあげた。「茨木城の中川につないでくれ」(P674)

 (略)…
秀吉は彦右衛門を見つめながら、ゆっくりといった。「そちはきっと、この『説明』を求めておるのであろう。どうじゃ。そうに違いなかろう」秀吉は歯をむき出して、にやりと笑った。「だが、よく聞け。あいにく『説明』はないのじゃ。うむ」彼はうなずいた。「説明は、何もないのじゃ」(P683-684)
izumikawauso.cocolog-nifty.com

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手塚治虫、時代劇に電話を登場させる
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ゆうきまさみ「新九郎、奔る!」でスクリーンを登場させる

しかしそういうのを発展させて、ちゃんと映像作品にした時点で勝ちだ。ぶっちゃけ、映像的には「製作費」は超低額で済んだはずなので、これはNHKじゃなくてテレビ東京が作るべきだった気もするな(笑)

しかしまあ、そういうのを含めて面白い試みでした。