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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

藤子不二雄A先生と古谷三敏先生。ビッグコミック増刊のコラムで健在&毎日新聞長期連載に終止符

藤子不二雄A先生が最新コラムを発表。

いまだに電子出版を出さないことで知られるビッグコミック増刊が発売。(ひょっとしたら紙の現物売るのも、アマゾン内では遅らせている?)

ここに

最新号
2020年09月17日発売 2020年10月17日号増刊
定価400円



『人生ことわざ面白〝漫〟辞典』 文・藤子不二雄A イラスト・西原理恵子


bigcomicbros.net


8月に、こういう記事を書いた。
m-dojo.hatenadiary.com

要約すると「トキワ荘ミュージアムのオープン時に、いまの日本で、一番『トキワ荘』とかかわりが深いといっていい人なのに、直接の出席も、例えば動画のメッセージもなかったことが心配」という内容です。


しかし、ともかくも、
A先生名義のコラムが、雑誌に掲載された。もちろん詳しいことはわからないんだけど、素直に受け取るなら「ご健在であることを確認できた」となろう。
よろこぶべし。
文中でも、おおよそで言えば「コロナを警戒して外出などの活動を控えている。はやく終息してもらいたい、また外に出かけてみなと会いたいから」という話をしている。それゆえにご活動が目に触れる機会がなかったのでは、と、そういうふうに考えたい。


古谷三敏先生が、毎日新聞45年の連載「ぐうたらママ」を終了へ



1975年4月から毎日新聞本紙、「日曜くらぶ」で連載してきた漫画「ぐうたらママ」が9月27日掲載の作品でピリオドを打つ。45年間に及ぶ長期連載の中で作者の古谷三敏さんがキャラクターたちに込めた思いとは何だったのだろうか。【「日曜くらぶ」編集長・瀬尾忠義】

 洋酒瓶が並んだ落ち着いた雰囲気のバーで、今年8月に84歳を迎えた古谷さんと向き合った。大泉学園駅(東京都練馬区)の近くにあるこの店は、代表作の一つで「漫画アクション」に連載中の「BARレモン・ハート」の舞台。何となく作品の一コマに紛れ込んだような感覚だ。

 「ぐうたらママ」の誕生は妻の睦子さんがいたからこそ、というのはファンの中では有名な話。しかも睦子さんからは「離婚したら、ぐうたらママは描けなくなるでしょう」と“宣言”され・・(後略)

mainichi.jp


BARレモンハート」が月一連載になったのは数年前だったかな。
その時でも、「先生、高齢だからな。これが自然だろう」と思ったが、時間というのは貴重で、また更に年月を重ね「高齢」の意味合いもさらに深まった……
つくづく惜しいのが、ここで本が出たときに紹介記事を書いた「ボクの手塚治虫せんせい」…一種の「評伝手塚もの」ブームの先駆けだったーーーこの作品が単行本として出版されたのは、もう10年前だったのだ(そしてうちのブログも、いい加減長く続いているよな…)

ボクの手塚治虫せんせい

ボクの手塚治虫せんせい

m-dojo.hatenadiary.com

ここでこう書いたように、この作品は、まだ本人の意欲的にも、ネタ的にも続けられたのに、雑誌休刊でここで終わってしまった、ということだ。
 ↓

この回想記、雑誌の休刊で終了したとのこと。続編を熱望。

あとがきより

本書には、月刊「アクションZERO」に連載した9作品に描き下ろしの1作品を収めました。本来はもっと連載を続ける予定でしたが、雑誌が休刊しては、いかんともしがたいところです

各出版社へ。
「いかんともしがたい」と作者に言わせちゃいけませんよ。こういう作品が載っている雑誌が休刊したら、ハゲタカ外資よろしく乗り込んでいって「ウチで続きを!」と抑えなきゃ。
まあ私もこうやって本になるまで知らなかったんですから、大きいことはいえませんけど、コミックビームでも電撃大王でも、どんな場違いな雑誌に載せてもいいからさ。(文芸春秋とかそういう雑誌でも十分載せられる品のよさとノスタルジックな味わいだ)
あとがきで
古谷氏は

記憶違いや誤りは排除したつもりですが…70歳を超えた耄碌爺のやることだと笑ってご容赦くださればありがたい。

もう「昭和34年の手塚治虫」を直接知っている人は、そういう年代になっている。歴史への証言が、どこかの場で刻まれることを。


まだまだ創作を続けているのは称賛と驚愕のひとことだが、「70歳を超えた耄碌爺のやることだと笑って…」が「80歳を…」になってしまった。

「ぐうたらママ」終了も、レモンハートの月一化も、ご自身の体力などを勘案してのものだろう。

そこで、ここからはたとえば…「古谷三敏の見た漫画史」、まさに「ボクの手塚治虫せんせい」で続ける予定だったぶんも含めて、「もう覚えていることはすべて書き残してしまった…」と本人が音をあげるぐらいに書いてもらいたい、周囲が書かせてほしい。
聞き書き形式でも、自筆でなく正式に「原作」という形で、スタッフに任せる形式でもいいから、である。
それがA先生の「まんが道」や「愛、知りそめし頃に……」、ちばてつや先生の「ひねもすのたり日記」などと合流し、大河、いや大海となっていく光景を見たいのです。

三栄ムック まんが道大解剖

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まんが道 青雲編 1 (My First Big SPECIAL)

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