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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ドラえもんが人気の各国に、NHKは「藤子・F・不二雄SF短編」ドラマを積極的に売り込んでほしいっす。

藤子・F・不二雄SF短編」ドラマ、自分は初回放送を…録画してみようと思ったら「ハードディスクがいっぱいで録画できませんでした」となるというブルシットの展開。
星新一ドラマと同じ枠組みで、その週のうちに再放送があって、ドラマも配信されるかと思っていたのだが、そうはならないようだ。
ただこれはどうせこの後地上波放送で流れるだろうしとお蔵入りするということもないはずなので、2周目以降を見ながら見逃し回の再登場を待つとする。
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で、今回のSF短編ドラマで一番期待したいのは「海外にこの番組が売られる」ことです。もちろん外貨獲得という意味もあるんだが(笑)ご存知の通り「ドラえもん」というキャラクターはもちろんポケモンには及ばぬものの、アジア圏を中心にとんでもなく知名度の高い存在であることはご存知の通り。

この前「ドラえもんで見慣れない映像がある」とマニアが調査したところ「韓国で放送された時のオリジナルの素材」だったという話もありましたね。
中国台湾ベトナムスペイン…(欧州やアメリカでのドラえもん浸透はいつも苦戦しているがスペインなどが例外らしい)そういったところでかの猫型ロボットが「すこし・ふしぎ」な物語に少年少女を導いていく、そのワクワク感はどこであっても変わらないだろう

ドラえもんをきっかけにタイムパラドックスパラレルワールドなど、SFのガジェットがアイデアを知り始めるという光景も、おそらく世界中で見られることだと思う。


さてそういう人が…「そのドラえもんの作者は、様々なSF短編を書いている。それも極めてシニカルでブラックユーモアや文明風刺に満ちている作品を…。今回それがドラマになった」


と聞いたら「おやっ?それは気になる…」と思うし、実際にそのドラマを見て、「これはとんでもない!」と思うだろう。


その経路はサンプル数1だが、おれが実際に経験している(笑)。それはこれらのSF短編に元ネタがあるとか、すでにその発想は同じパターンが(この後も含めて)描かれていた、とかとはまた別にだね。


そもそもNHKといえば国際的なネットワークが極めて発達しているから、ぶっちゃけこのことは本当に盛り込み済みだと思う。つまりドラえもん人気が高い海外に「その作者藤子F不二雄のSF短編のドラマ」という形で番組を売るというのは実際に行われると思っている。

その結果として、藤子・F・不二雄SF短編集というこのコンテンツが世界共有の財産となればこれほどすばらしいことはない。
(了)