ザ・小ネタ。とある筋からの情報提供があったのだが……
こんな映画が上映されている。
何の変哲もない、幸福の科学映画。ということは大金をドブに捨てて、だがまぁ、上映をしてあげた映画館はプライドと評判の代わりになにがしかの代金を得てウィンウィン、そういう映画で、内容はつけたし。というか映像や俳優もつけたし。「製作総指揮・原作 大川隆法」とだけスクリーンに映せばいい、そういう作品。サタンよ退け!
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宗教家の大川隆法が原作・製作総指揮を務め、ある日突然20歳の青年に戻った80歳の孤独な男の第二の人生を描いたドラマ。一代で大企業を築き、世間からは「経営の神様」として尊敬されていた寺沢一徳。しかし、引退後は高齢者施設で孤独な日々を送っており、唯一の楽しみは、施設を訪れる学生ボランティアの山根明香に会うことだった。ある晩秋の夕暮れ、一徳の身の上を知り悲しみを覚えた明香は、彼の願いをひとつだけかなえてほしいと神様に…
だけど、さる筋からの情報によれば
老年期の一徳をベテラン俳優・津嘉山正種がそれぞれ演じる。
のだけど、この人こそが、銀河英雄伝説(ノイエじゃない版)の「アイゼナッハ提督」の声優だったんだそうな。
なんと!少ない出演場面で印象に残る役だった。
…というか、この人にそんな役を当てる事が必要なのか、どうなのか、である(笑)
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回想を除いて原作において初めて喋ったのは新帝国暦3年5月18日16:00に「チェックメイト」と呟いたのが最初であり(特にOVA版ではこの一言以外台詞がない)、居合わせたビッテンフェルトやワーレン達が驚愕したほどである。この一言のためだけに俳優としても名高い津嘉山正種氏を起用している。「チェックメイト」以外でも、ミッタ-マイヤーやミュラーの証言では、コーヒーカップを落とした際に「しまった」と呟いたことがあるという。
皇帝ラインハルトの前でも「御意( Ja )」と「否( Nein )」としか言わなかったとされる。
劇中で殆ど喋らないため彼の内面や考えをうかがい知ることは出来ないが、作戦行動中に酒を飲もうとしたり、部下に戦闘指示をするときすら喋らず、手振りや指を鳴らすといった方法で指令を下すなどわりと無茶な人物である。
原作読んだ時にもうっすらと「ヨシキ、キャラたての為にちょっと無理な個性つけすぎ」と思ったなあ(笑)これじゃいろんなことに、やっぱり支障をきたすよ…。だから、この声優さんとしての出演も、本当に少なかったわけ。
だから、注目を逆に浴びるというか……というか106話にしか出てこないんかよ!!
この後のファミ劇銀河英雄伝説第106話は沈黙提督アイゼナッハ上級大将が唯一言葉を発する回です。お見逃し無いように#銀英伝 pic.twitter.com/WJ7IeWeX0j
— れんねん (@jumpkou) September 13, 2017
アイゼナッハの『チェックメイト…』エピソード。
— アップルトン中将@2垢目 (@Admiralappleton) September 28, 2023
他の人と別撮りだったうえ以後声も掛からなかった為、一体何の仕事なのかよく解らず、津嘉山正種さんは首を傾げたらしいです。 pic.twitter.com/LMRZfD8SOe
でもまぁ、そういう人が、幸福の科学・大川隆法製作総指揮の映画でW主役を張っているのだから、生きてると退屈しなくていい。
そりゃそういうこともあるわけで、いくら名演とはいえ「チェックメイト」のひとことをパチスロの営業で行って一回300万円もらえるとかの仕事もあるまい。アントニオ猪木じゃないんだし。
どんな珍作奇作愚作にも、オファーがあれば出演する、をポリシーにしている名優だっている。(その結果として生まれる経歴が面白かった)
もちろん、案外とこの原作・脚本に感銘を受けて、出演を心から快諾しているのかもしれない。
いずれにせよ、出演し、完成作品を見た沈黙提督の感想は「チェックメイト!」か、「しまった」か……
なお、いま見た限りで連想するなら、(この作品をみるぐらいなら)