
- 作者:春風亭 一之輔
- 発売日: 2012/08/04
- メディア: 新書
Eテレ 午後10時50分~ 午後11時20分
落語ディーパー! とっておき高座SP「長屋の花見」
貧乏長屋の住人たちが大家から花見に誘われた。酒の一升瓶と、卵焼きとかまぼこの重箱も用意してあり、みんな大喜び。しかし実はどれも水で割った番茶やたくあん、大根の漬物を使ったニセモノ。これでどうやって花見を楽しむのか?大家が住人に求めたのは「想像力」。落語を聞く人にも期待されるものだ。アフタートークは大学の落語研究会の後輩である柳家わさびと。その仲だから話せる、聞ける話が次々に。そして「芸とは?」へ。
【出演】春風亭一之輔,柳家わさび,【語り】福田亨
www4.nhk.or.jp

- 作者:春風亭 一之輔
- 発売日: 2016/03/30
- メディア: 単行本
明日9月23日(水)の「落語ディーパー! とっておき高座SP」は春風亭一之輔さんの「長屋の花見」 今年できなったお花見に思いを馳せ、季節はずれのこのネタをお楽しみください。高座後はわさびさんとの落研・先輩後輩トークもぜひ!#落語 #春風亭一之輔 #柳家わさびhttps://t.co/yo4Ff1tBSJ
— 遠藤英明 (@uendodo) 2020年9月22日
自分は最初に兄からおさがりでラジカセもらった時、最初に録音したのが柳家小さんの、この噺だったんで思い入れが強い。
いや、そういう思い入れ抜きでも、落語の中ではベスト5に入れるかな……構成がしっかりしてて、伏線が張ってあって、大オチであっと言わせるタイプの話じゃない(落ちもいろんなところで切って終わらせることが可能だ)んだけど、それでもなお大好きだ。
「大好きだ」ということでいえば、自分はずっと、「〇〇もの」というタイトル付けに苦心し続けてて、今のところ暫定的に
<ジャンル名 仮題候補>
疑似イベントもの
心理操作もの
メディア操作もの (※「心理・メディア操作もの」)
情報の独り歩きもの
架空の暴走もの
情報の暴走もの
フィクションの暴走もの
ごっこ遊び暴走もの
みたいな呼び名で
呼んでいるジャンルがある……
詳しくはこれを読んでくれ。
「ごっこ遊びをやっていたら」「それがエスカレートしていく」という意味では、この落語も、このジャンルじゃん。今気づいたんで、その記事にも追加しておく。
それプラス、その本題に行き着く前の
「いかに貧乏長屋の住人たちが、大家に家賃を払っていないか」が面白おかしく描かれるオープニングも、それ自体で爆笑必至なのである。むしろこっちのほうを何度も引用しているな、おれ。
主に、格闘技団体がギャラ未払いでもめるときにこれを思い出しては引用しているようだ(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
まあ、そういうわけで未見未視聴のかたは一度は聴いてみろ!! 何度も聴いた落語通の人は、再び聴いてみろ!!!

- アーティスト:柳家小さん(五代目)
- 発売日: 2006/02/15
- メディア: CD