ジャズ漫画「BLUE GIANT」は、欧州編を経て、いまはアメリカに主人公が行く「explorer」編をやっている。
元ギタリストのエディは、自らの夢を賭けたステージで大に勝負を挑むことに…!!
— BLUE GIANT 公式アカウント (@bluegiant_bc) 2020年8月25日
『BLUE GIANT EXPLORER』最新話、発売中のビッグコミック17号にて!!
サンドウィッチマン・伊達さんのスペシャルインタビューも掲載!! pic.twitter.com/5bwwJSPicL
『BLUE GIANT SUPREME』第10集、絶賛発売中!
— BLUE GIANT 公式アカウント (@bluegiant_bc) 2020年3月1日
【試し読みとご購入】 https://t.co/1eSTUwYdHI …#BLUEGIANT #ブルージャイアント #JAZZ #ジャズ #石塚真一 pic.twitter.com/IfvJQirqh7
思うに。この作品はジャズを小道具にしつつ「武芸帳」「武者修行もの」をやっている感がある。
そしてアメリカは、その総本山であり「修羅の国」なのだ。修羅の国らしいのは、まず底辺というか、裾野の連中がものすごく多く、その裾野レベルでとんでもなく技術が高い、それがすでに日常だという描写がされているところもである。競争は激しく、相当に巧いプレイヤーでもプロにはなれない、とも描かれている。
ま、そもそも全体的に傑作であり、それは本編で見てくれればよろしい。
この作品は、作者がまず一本ヒットを飛ばし(「岳」のことね)、そのヒット評価を背景に、本当にやりたかった「ジャズ」がテーマの企画を通し…それが無事に旧作を上回るヒットをした、という嬉しい例だ。
大抵はそうはいかず、「かくしごと」の名台詞のように「作者が描きたいものを「描かせない」のが編集者の仕事です!」となってしまう。
それは余談だ、閑話休題。
紹介したいのは漫画本編というより、そこで語られた小さいトピック。漫画的誇張じゃなければ、これは知っておいたほうがいいと思うんで……
大は、とりあえずの日銭を稼ぐ仕事で知り合った友人にドライブに誘われる(この人こそ、プロとアマの境目でプロになり切れなかったレベルのロックプレイヤー)。そこで米国の運転のマナー、不文律などを学ぶのだが・・・・・・
これ、ほんとなん??
詳しい人には周知の事実だったのかもだが、全然知らなかったわ。しかも日本での習慣にゃ常識と、やっぱり正反対じゃん。
日本で運転中の車がパトカーや警官に止められたら、ふつうはおとなしく、すぐに降車するよね??ポリが近づくまで降車しないとなったらそっちのほうが警戒されそうだ。
しかし、逆にアメリカでは「絶対に」車を降りてはいけない・・・・・・・・・
漫画を読んでも多くの人は、海賊になる可能性はたぶん低いが(最近流行の言い回し)、またコロナの今では難しいが、そんな情勢が落ち着いたら、アメリカに観光旅行なり商用で行き、そこでレンタカーでも借りて運転、そこでポリスに……とかは、結構ありそうなシチュエーションので、この情報をシェアしたい。
ただまあ、漫画的に誇張されてるのか、マジ度100%なのかは実は調べてない。
というか、ここにある、「右折(日本で言うと通る車線が反対だから「左折」に該当するね)の場合は信号関係なく行っていいんだ」ってマジ?たしかに、双方がそれなりに注意すれば、それが可能ではない…かもしれないが。また法律的に明確にOKなのか、慣習として確立してるってだけなのか……
BLUE GIANT LIVE SELECTION ([特装版コミック])
- 作者:石塚 真一
- 発売日: 2020/08/28
- メディア: 単行本
BLUE GIANT EXPLORER(1): ビッグコミックス〔スペシャル〕
- 作者:石塚真一(著)NUMBER8(編・story director)
- 発売日: 2020/10/30
- メディア: コミック
ツイートのリプで、体験談をいただきました
米国で半年ほど仕事していましたが本当です。信号が赤でも右折はOKで、右折NGの道の場合は標識が立っています。
— cs04066 (@cs04066) 2020年9月13日
実際に警察に止められることはありませんでしたが止められた場合、何を言われても動かないよう、現地駐在員から教わりました。(続きます)
例えばパスポートを見せろと言われても、自分からバッグに手を入れたら武器を取り出そうと見做され、撃たれる可能性があるからそこのバッグにあると言え、と教わりました。
— cs04066 (@cs04066) 2020年9月13日
幸い実際に止められることも、そうした現場に立ち会うこともありませんでしたが。