過去のこの記事から連続します。
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最新号では「解決編、エピローグ」という扱いでいいのでしょうか(もはや油断できん)
最新129回では、約20年前から地域のワルを操っていた男の逮捕を、主人公が仲間の刑事・モジャこと源とともに、その刑事の養父に報告します。
その複雑に積み重なった因縁は描ききれないのだが
・実父は養父の警察学校の同期で、災害時に地域の老人を避難させようとして殉職
・養父は、今回逮捕した男をかつて内偵捜査し、逮捕寸前に迫ったが、おさない養子=今の刑事・源に危害をほのめかす言動をその男が取ったこともあって、養父時代には逮捕を免れていた
・養父は源を、男の危険から逃すため源の実の祖父(つまり殉職した警官の父親)に育ててもらう依頼をしたこともあったが、そうはならずむしろ絶縁を申し渡されていた
(源を完全に息子として育てなさい、との意味だっただろう、と…)
世代を超えて無事主犯を逮捕。いきおいとおせっかいで川合は源を養父の元へ連行。その129「奥岡島事件の恩賞⑩」は本日発売のモーニングにて。今週は川合の成長を寿げ! #ハコヅメ #交番女子 #モーニング だけでなく #Dモーニング #COMICDAYS でもお読みいただけます pic.twitter.com/SGrMcpB77n
— 交番女子/ハコヅメ公式 (@KOBAN_JOSHI) 2020年8月20日
そんな複雑な因縁はあるんだけど、ただ単純に「いま警察の現役・捜査の第一線でばりばりやってる刑事」と「かつては一線で活躍したが、いまは定年間近の、地域駐在所のおまわりさん」である「親子」の間には、一種形容しがたい、なんか話しづらい気まずさがある(いかにも日本的!漫画の中でも「アメリカ映画だったら互いに褒め合うのに」的なツッコミがある)
しかし、「取り調べの名手」として知られる源の、その能力が、まちがいなく「親子」から受け継がれていること、そしてそれを取り巻く人間模様が明らかになり・・・・・
さいきん「語彙力を失う」という言葉が、誉め言葉として流行っているようだが、今回はたしかに「読んでくれ」というしかない。