ひとつ前の、当方の「ハコヅメ」紹介記事は、これまでタイトルに「絶好調」「傑作」「神懸かり」「とんでもない」など褒め言葉を多用したうえで、もうその語彙が尽きそうだ(笑)、という話をした
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だが…今回、本当に「言葉を失った」。それは単純に、「すごい」の表現が尽きた、という意味も本当にあったんだが…プラスして、テーマが。
なんとも、その評価を、言葉で表現しようがない。
悩みなどなさそうなイケメンが過去と向き合うお話。今週はすこし黒め、閲覧注意の『ハコヅメ』その141「聖子の知らない物語」は本日発売のモーニングにて。 #ハコヅメ #交番女子 #モーニング だけでなく #Dモーニング #COMICDAYS でも連載中 pic.twitter.com/G9ihu3umAa
— 交番女子/ハコヅメ公式 (@KOBAN_JOSHI) 2020年11月12日
それに加えて、また前回と同様、内容を触れると緻密なネタバレがあれであれになってしまうから言えないというジレンマがある。
ただ、本当に作り手側に聞きたい。
今回のエピソードは、以前に描かれた、あるエピソードの後日談だ。そして、そのエピソードは、それ自体で綺麗に起承転結というか構成がかっちりとしていて、それだけで十分な完成度を誇るものだった。
言い換えれば、その話は一話完結作品として、この上なくきちっと「完結」していた…はずだった。
しかし、今回の回で、その完結・完成していたエピソードが、すべて裏返ってしまう。
このテーマ自体も論じたいが、上のような状況であるため、またも大づかみにしか言えないところが残念である。
だから、創作秘話的なところだけでも聞きたい。
今回のエピソードにつながる、前の回を描いた時に、あらかじめこういう展開になることを盛り込んでいたのですか?
それとも今回のは「後付け」したら意外とぴったりはまった、的なものなのですか?
前者だったら・・・・・・ちょっとなんか、異常だよこの作品。まちがいなく、「常」と「異なる」。
補足資料 この回で「反転」した前の話とは
【追記】「反転する過去話」の情報が寄せられた
無料公開は来週水曜まで
— 織紙 (@origaminote) December 16, 2020
連動回は13巻その114 ちょうどいい才能ですね
ちなみに如月部長の初出は9巻その74 太陽にほえたい
まで遡ります多謝。つまりこれか
ポイント75Pで読むこともできます。
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関係する人物の初登場回を読むと、すごみがよくわかる
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ハコヅメ「15巻100万部」…ん…悪くないけど「見合ってはいない」よなあ?
こういう広告が、同誌には掲載されていた。
シリーズで100万部はすごい。すごいと思うけど……計算…
1巻あたり6.66万部。…まだ???
う、うーーーーーん、うーん…たとえば
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で紹介した各種の作品、どれもさまざまに人気で、様々な魅力とファンがあるのでしょうけれども…「ハコヅメ」がそれに及んでいないとは思わなんだ。
というか1巻あたり6.6万部って、かのモーニングでいうと、どのぐらいのポジションにあるのかな。ドラマ化企画などじゃんじゃん来ているというし、それだけで測れないけど、たとえば「間違っても連載が終了したりはあり得ない」ようなポジションに……は、これから上がっていく、のだと思うのですね。
とりあえず、今後ますますの部数増をお祈りし、確信しております。