ある記者が「故人をめぐる疑惑が浮上しているが、党レベルで対応する計画はあるのか」と尋ねると、李海チャン代表は「それは無礼だ。そんなことをこの場で(言うのが)礼儀だと思っているのか」と声を荒らげた。そして、その記者をにらみながら「最低限わきまえるべきことがあって…」と言いかけて、「××の子どものようだからと」と言った。「朴市長の家族にお悔やみの言葉を何とかけたか」「朴市長と最後に連絡したのはいつか」などの報道陣のほかの質問に、李海チャン代表は一切答えないまま、その場を去った。
「朴元淳ソウル市長を告訴した女性を必ず探し出して報復する」-Chosun online 朝鮮日報
※「XXの子ども」って何なんだろう???
…故・朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の葬儀手続きを「ソウル特別市葬、5日葬」とすることに反対する青瓦台(韓国大統領府)国民請願がアップされ、わずか一日で30万人以上の同意を得た。ソウル市が10日午前9時に関連方針を発表してから、わずか15時間でのことだ。
10日午前に青瓦台ホームページにアップされた「朴元淳氏の葬礼を5日葬、ソウル特別市葬とすることに反対します」というタイトルの請願は、翌11日午前0時15分現在でおよそ30万人の同意を得ていた。青瓦台の国民請願は、20万人以上が同意したら政府や青瓦台関係者などが公式答弁を行わなければならない。
釜山(プサン)市長を務めた徐秉洙(ソ・ビョンス)議員は11日、フェイスブックに「釜山市長とソウル市長として結んだ縁がある。故人の冥福を祈る」としながら哀悼した。その一方で彼は、「死によって過ちが悔いられるのではないということをだれよりもよくわかっている朴元淳市長ではないのか。朴元淳市長らしくない」と遺憾を示した。
続けて葬儀の方式に問題を提起した。「ソウル市葬として5日葬を行うという方針は朴市長のソウル市政らしくない処置」としながらだ。彼は「教会の区域礼拝や食事一食を食べる会合すら必ず防ぐとしながら、市庁前に焼香所まで用意し大規模葬儀を行うという発想は故人に恥をかかせるやり方」と主張した。
英国に滞在中だった朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の長男の朴ジュシン氏が11日夕方にソウル大学病院葬儀場に用意された葬儀室に到着した。
(略)
朴氏は2012年に自身の兵役問題議論後に出国し英国で長期滞在している。朴氏は2011年8月に空軍に入隊したが大腿部末梢神経損傷の診断を受け4日ぶりに帰宅措置された。その後の再検査で椎間板ヘルニアにより公益勤務要員判定を受けた。
japanese.joins.com
…安熙正(アン・ヒジョン)元忠清南道知事(※今回のソウル市長とは別人)に性的暴行を受けた事実を暴露した元随行秘書のキム・ジウンさんが、自身に対する悪質なコメントを書き込んだネットユーザーたちを告訴した。
ソウル水西警察署は、5月6日にキムさんが名誉棄損と侮辱などの容疑でネットユーザー約40人を告訴した事件について捜査していると8日明らかにした。警察の関係者は、告訴対象となったネットユーザーについてコメント作成の経緯などを把握中だと伝えた。
キムさんは今年3月、安熙正氏に関するMeToo暴露事件の経過や日記、法廷闘争中の自身の発言や立場を書いた著書『キム・ジウンです』を出版した。告訴されたネットユーザーらは、この本を紹介する記事のコメント欄に「性的暴行ではなく不倫ではないのか」「私の周囲の人々は共感していない」などと書き込んだという。
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「ソウル市庁で公開されている閲覧可能な資料を探してみたら…すぐに見つかりそうですね!!! 同じ女性として、私がその方に真の教育をしてやりましょう」
10日午前9時ごろ、インターネット・コミュニティーサイト「タンジ日報」にこのような投稿があった。ここに書かれている「その方」とは、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長からわいせつ行為やセクハラ(性的嫌がらせ)などを受けたとして警察に告訴した朴市長の元秘書だ。文面は「セクハラ被害者を探し出して報復する」という趣旨の反社会的内容だったが、掲示板に書き込まれてから数時間後には400件近い「推薦」を受け、コメントも100件以上付けられた。ほとんどが「そいつに人の世は恐ろしいことを教えてやらねば」「そんなに堂々としているなら、名前を出してMeToo(性的暴行被害の告発を)するなりしろ××」「悪は懲らしめなければなりません」など、最初の投稿者の主張に同調する内容だった。タンジ日報は親与党系ジャーナリストの金於俊(キム・オジュン)氏が作ったサイトだ。
これがメディアで報じられて物議を醸すと、この投稿は同日午後に削除された。
(略)
金於俊氏が作ったサイト「タンジ日報」にはこの日、被害者女性を特定して攻撃する書き込みが殺到した。同日午前7時ごろに投稿された「私は女です」という投稿には、「×××よ、お前にやましいことがないなら公の場で言えよ。ゴキブリのように隠れて弱いふり、被害者のようなふりをするなって」と書かれていた。すると、誰かが「胸がスッキリする雄たけび」とコメントを付けた。
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…市庁を市民庁に変えるなど、気さくで脱権威的なリーダーシップで、ひときわ「コミュニケーション」と「協治」を重視した彼は、ツイッターなどのSNSで200万人のフォロワーを持つ「パワー・セレブ」として、市民に身近な市長でもあった。市長になった後、ある無縁仏の遺体安置所に夜遅く弔問に訪れ、「この世を離れる道がさびしそうだったので立ち寄った」と述べたパク市長は、自身が築いた栄光と傷を残したまま、ひとりこの世を去った。
人権弁護士から歴代最長のソウル市長まで…パク・ウォンスンとは誰か : 政治•社会 : hankyoreh japan