この週末の弊社(JX通信社)と選挙ドットコムの全国調査の結果です>【速報】一斉休校の賛否は?内閣支持率への影響は?緊急電話意識調査 | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム https://t.co/3C773OhKwr
— 米重 克洋 (@kyoneshige) March 2, 2020
定例調査と同じようにやっているので比較できるのが良いところ。この一連の調査のトレンドから言えることは、現状、新型コロナへの政権の対応を「評価しない」声の方が多いが、かといって政権支持率にも与党の支持率にもさして影響が出ているわけでもない、ということ。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) March 2, 2020
また、休校要請は報道ではかなり叩かれているが、半数以上が支持している。不支持は35%。子育てしている有権者に絞ると不支持がやや増えるのだが(不利益がありそうなので自然といえば自然)、それでも支持の方が多い。感染拡大防止という大義に一定の理解、支持があると言えそう。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) March 2, 2020
ただ、基本的にこの手の話は長引くと有権者もイラついてきそうなので(オピニオン)、どこで打ち切るかは政権にとって結構重要な判断になると思う。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) March 2, 2020
【速報】一斉休校の賛否は?内閣支持率への影響は?緊急電話意識調査 | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム
画像を拝借私見なのだが、「休校」というのは『利害関係がある層と無い層』の断層が大きいんじゃないかと思う。「突然の休校で、子供を預けられない!大変だ!!」という層と「あら2週間もお休みが増えるの、うちは専業主婦だから家で面倒は見られるけど、昼ご飯が面倒ねーーー」という(だけの)層と、小学生〜高校生のこどもがいなくて、直接的に生活は何も変わらないよ、という層じゃ受け取り方は全然違う気がする。回答者の、そういう層の分析があればいいのだろうけど。
こういう、突発的な何かがあった時に、すぐさま世論調査をするのと、「毎月10日に実施」という基準をデンと構えて、その通りに定点観測する世論調査とは一長一短がある。
ものによっては大統領選の討論会や、今回の安倍晋三氏の記者会見なんかで、その「前」と「後」で同じ手法で世論調査して、その変化を見るというやり方すらあるそうで。
とりあえず、あれだけ大きな政策実施の「直後」の世論調査がいち早く出たらしいのは、まずはありがたかった。