【📺今夜18:00】『#サザエさん 長谷川町子先生生誕100周年スペシャル』
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) February 2, 2020
戸田恵子、『サザエさん旅あるき』で再び"#長谷川町子"役に👓✨「これからもずーっと『サザエさん』のファンです」💬https://t.co/NJasEhDBTp#戸田恵子 @fujitv pic.twitter.com/5GYvr5uwwk
『サザエさん』の原作者・長谷川町子は2020年に生誕100周年を迎える。それを記念した特別番組『サザエさん 長谷川町子先生生誕100周年スペシャル』が2月2日(日)18時からフジテレビにて放送されることになった。
長谷川町子は1920年1月30日生まれ。佐賀県で長谷川家の3女として生を受けて、14歳の頃に愛読していた『のらくろ』の作者の田河水泡に弟子入り。その翌年15歳の若さでプロマンガ家デビューを果たした。
『サザエさん』の連載が始まったのは長谷川が26歳の頃。その後28年間もの長期にわたって連載が続いたが、その間にも息が詰まった長谷川が、突然長期間の海外旅行に旅立ったこともあったそうだ。『サザエさん 長谷川町子先生生誕100周年スペシャル』ではコミックエッセイ「サザエさん旅あるき」が初めてアニメ化される。
無類の旅好きだった長谷川は忙しい執筆活動の合間を縫って、国内・海外問わず興味ある街へと何度も旅行に出かけていた。そんな彼女の旅先での様子が楽しく描かれる予定だ。
「サザエさん」本編より、自分は長谷川町子の自伝や旅あるきのほうが好きだった。好きだったというか、図書館や歯医者にそっちがあった関係でそっちを読んでいた、というほうが正しいか。ただアニメと比較しても、そうだったから、独特の魅力があることは間違いない。
ただ、長谷川町子さんというのは家庭生活的にも、海外旅行体験者としても、非常に少数派、特異点であって、経済的に何不自由ない中で、独身者として姉妹や母親と一緒に旅する、それもまだ海外旅行がそれほど一般的でない昭和40、50年代に……である。旅の関連の話題も、もはや「時代劇」的なエピソードになるだろう。
だけれども、そうであるからこそ、逆に貴重な記録になっている部分もあります。
村上もとか「フイチン再見!」で登場した回を思い出すなど。
くわしくは画像も含めてこちらで紹介しています。道なき道を拓いてあるいた、パイオニアだった彼女たち…
m-dojo.hatenadiary.com
一部抜粋し再紹介
長谷川町子はすごい人だが、いま思えば「自伝」以外の真実もありそうな…
九州で、経済的にも意識といても近代的で裕福な、新興中産階級の家に育つ
父親が急逝すると、母親は全財産を処分して一家で上京。家の一、二軒は立つその財産を娘3人の教育や文化活動につぎ込む。何しろ娘たちは、菊池寛や田河水泡の弟子なのだ。
財産が無くなっても、キリスト教信仰の影響で一家はいつも楽観的であり、手にした漫画や絵画、編集の腕で姉妹は生活費をちゃんと稼げる職業婦人に。
長女は戦争で夫が戦死するなど、時代の不幸も味わいながら、やはり家族で支え合い「サザエさん」が国民的ヒット。
〆切りの重圧や病気、母親は認知症にもなるなどやはり人生の悲喜こもごもを味わいながら生きていく・・・・・・・・・・・・・
…という話を、少年のころ何度も読んだ「サザエさん打ち明け話」で知ったものだが、照れも笑い話への転化もたくさんあっただろう、長谷川氏の自伝だけではやはり真相にはせまれないのではないか。
このへんの漫画史研究、女性史研究もどなたかやってらっしゃるのでしょうかねえ……