「国家が破産する日」。1997年に韓国を襲った金融崩壊を引き金とした通貨危機とその顛末を、危機と向き合う者、利用する者、翻弄される者の視点から描く、国家レベルの「しくじり先生」。現実を見ず、国民を欺き、危機になった時国家が真っ先に見捨てるのは誰か。この映画は決して対岸の火事ではない。 pic.twitter.com/ROwOViL7aM
— 窓の外 (@madosoto) November 17, 2019
「国家が破産する日」。韓国映画ってすげえな、と思うのはこの韓国政治経済史に汚点を残す歴史的大失敗ときちんと向き合う映画を予算組んで娯楽映画に出来る点。IMFアジア担役にヴァン・サン・カッセル召集。風化されていく「失敗」を掘り起こし次代に伝える。そして映画は我々にも学びをくれる。 pic.twitter.com/R3CrAy36nJ
— 窓の外 (@madosoto) November 17, 2019
「国家が破産する日」。迫りくる現実と向き合わない国がどういう振る舞いをするか。この映画はツブサに生々しく描いていて、韓国がどのように「圧倒的格差社会」になっていくか、その過程がとにかくホラー。隣の国の話なのに身に覚えありまくり展開に心底ゾッとする。この映画、日本国民全員見るべき。 pic.twitter.com/yfjtyTmDs0
— 窓の外 (@madosoto) November 17, 2019
進歩派史観だと「この危機を、その後登場した金大中政権が救った」という見立てが語られることも多いから、敢えてここがピックアップされることも多いのか?とも思うけど、それはそれとして、そもそも描きにくい経済問題をどのような「絵」にしたかは興味深い。
町山智浩氏が、TBSラジオで数年前「リーマンショック」を描いたアメリカ映画を紹介していて、それはある投資会社?がその波に巻き込まれて破綻する一歩手前の時、自分たちだけ売り逃げようとする、その騒動と言う形で描いてるらしくて…登場人物がビルから外を眺めて「あー、この話が公になったら、今見てる世界が大パニックになるんやろうなー」と胸中で思うとか思わないとか…もちろん、具体的な作品名とかは当方いっさい忘れてる(笑)
【追記】コメント欄より
Syu
>具体的な作品名とかは当方いっさい忘れてる
マージンコール(2011年日本未公開)でしょうか?リーマンブラザーズをモデルにしたフィクションですが。
TBSラジオでも語られています
www.youtube.com
たまむすび、でも語られたのか
町山智浩『国家が破産する日』を語る 2019/11/8公開 たまむすび
新宿で上映されてるとわかった まあ今後のWOWOWとかいろいろ可能性はあるのか
kokka-hasan.com