萩生田光一・文部科学大臣は、落選経験もあり、wikiで毎回の選挙結果を見ても、必ずしも選挙に強くない。次回の総選挙で東京24区(八王子市)は、一気に注目選挙区になったのではないだろうか。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) September 27, 2019
そこで山本太郎氏を連想したのは当方のかってな連想だが、もともと実際に候補地の一つであるらしい。山本氏の元の地盤は参院東京選挙区であるしね
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自民党内では、山本氏が次期衆院選で出馬する際、どの選挙区に刺客として立候補するかが話題になっている。山本氏が注目区への出馬をにおわせているだけに、安倍晋三首相のもとで衆院解散・総選挙が行われる場合には、首相の地盤である山口4区や、菅義偉官房長官の神奈川2区などが取り沙汰されている。また、山本氏の初当選が参院東京選挙区だったため、都内を地元とする首相側近の選挙区も話題にのぼっている。都内選出の自民党ベテラン議員は、下村博文憲法改正推進本部長の東京11区▽「新選組」にゆかりのある八王子市が含まれる萩生田光一幹事長代行の東京24区▽石原伸晃元経済再生担当相の東京8区-などが想定されると指摘する。
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一方、前出の自民党関係者はこう予測する。「"劇場型"の山本代表だけに、当選確実な選挙区ではなく、あえて強力な与党現職、それも安倍首相の側近がいる選挙区から出馬するのでは? 例えば、下村博文(はくぶん)元文科大臣の11区、萩生田(はぎうだ)光一幹事長代行の24区などに乗り込み、ガチンコ勝負で当選すれば、安倍政権に与えるダメージは計り知れません」
こういう刺客候補の時、ネックになるのがその選挙区に前からいる候補だが
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第48回衆議院議員総選挙 東京都第24区
解散日:2017年9月28日 投票日:2017年(平成29年)10月22日
当日有権者数:460,468人 最終投票率:55.21%(前回比:-0.18ポイント)当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
当 萩生田光一 54 自由民主党 前 122,331票
49.3%
―― 公明党推薦 ○
高橋斉久 44 立憲民主党 新 61,441票
24.8%
50.2%
ちなみに希望の党、共産党も出ていて、野党は統一候補ではなかった。分裂の結果である。
前回の次点候補は「惜しかった」というほどでもないし、もともとここで民主党で当選経験もあり、根を張っていたのは「阿久津幸彦」というひとで、このひとは前回から東北ブロックの単独比例代表になっている。そういう点では出馬はしやすかろう
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実際問題、安倍晋三首相や麻生太郎蔵相の選挙区から出たら、重複立候補で比例復活はするかもしれないが、選挙区で勝つのは難しい。地盤のある東京で、刺客として行くことに話題性や注目度、大義名分があり、野党共闘への摩擦もなさそうなところ、となるとここになるのではないだろうかいな。
とはいえ、表面的な事象や数字しか分からない。選挙に関しては、掘っていけばもっと別の要因によって、有利不利が決まることも多々ある。
ので、もっと詳しい「選挙通」や「政局通」に論じてもらいたいところ。その呼び水として。