内容紹介
ニューヨークを飛び出し中西部に広がるラストベルトへ。再訪のロードトリップで見えてきたトランプ王国のその後を追う。都市と地方の中間に位置し揺れる「郊外」、さらには深南部(ディープサウス)に広がる熱心なキリスト教徒の多い「バイブル(聖書)ベルト」へ。4年半で1005人に取材した真のアメリカがここに。
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この続篇
ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く (岩波新書)
- 作者: 金成隆一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/02/04
- メディア: 新書
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『ルポ トランプ王国2』本当に出版されたみたいです。こちらは大阪・北新地のジュンク堂、レジ横カウンター。知人が送ってくれました。59冊あるそうです。宜しくお願い致します pic.twitter.com/CGCk5kvJmS
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 21, 2019
分厚い新書になりました。正確には、303ページ+目次や地図、「はじめに」=320ページです。
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 21, 2019
とはいえ、普通のアメリカ人が発した言葉を記録したものですので、寝っ転がりながらでも、通勤中にも読めるかと思います https://t.co/3td5RyLbvQ
ありがとうございます。皆さんの言葉を励みに取材してきました。私も、この溶接工の言葉が好きです。特別な有名人でも、知識人でもない、普通のアメリカ人が発する言葉の中から記録したいものを探してきました。私が直接聞くことができた、2016年を象徴する言葉です。今後とも宜しくお願い致します https://t.co/dsfPerfqE2
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 21, 2019
鈴木先生には、ゲラどころか、初稿段階から3度も目を通していただきました。大学、学会、サッカー観戦、飛行機搭乗(?)と超多忙な日々をお過ごしですが、2017年、2018年、2019年と3冊続けてお世話になりました。本当にありがとうございました! https://t.co/emOCtLViiL
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 21, 2019
今もっとも伝えたいことは「おわりに」に記しました。コストのかかるジャーナリズムを支えてくださる読者への感謝です。ネット上に様々な情報が飛び交うなか、現場にいく、当事者の声を記録する仕事を誰かがやらないといけないと思います。それができるのは読者のお陰です。ありがとうございました。 pic.twitter.com/oSsYa9BiAP
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 21, 2019
見本ができました
— 金成隆一『ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪』よろしくお願いします (@kanariryuichi) September 18, 2019
「ルポ トランプ王国2」です
今週の金曜か土曜には店頭に並ぶと思います。少々書きすぎまして320ページあります。取材を受けてくれた人々の言葉を削るのが惜しくて、考察はやめました。普通のアメリカ人の言葉を詰め込みました。よろしくお願いいたします pic.twitter.com/Fgp4rtwIHs
前作「ルポ トランプ王国」は、本当に傑作だったが、特にプロローグとエピローグが傑出していた。エピローグは、あまりにもできすぎた、見てきたような一場面だが、著者が本当に見てきたのだからしょうがない(笑)
最後のシーンをさらしてしまうのは躊躇するが、ほら「2」が出た時はテレビでも「1」を放送したほうが興行収益上がるでしょ。
そんなことで、「1」のラストシーンを紹介するね。
…トマスは深呼吸して続けた。 「大陸の真ん中に暮らすオレたちが本物のアメリカ人だ。エスタブリッシュメントは外国に は旅行するくせに、ここには来ない。「つまらない」「何もないから行きたくない」と言う。真 ん中の暮らしになんか興味なしってことだ。エスタブリッシュメントは、自分たちがオレたち より賢いと思っているが、現実を知らないのは、こいつらの方だ」
「テレビに映るカリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンは、オレたちとは違う。あれは 偽のアメリカだ。ルイ・ヴィトンのカバン? サックス・フィフス・アベニュー(ニューヨー クの高級百貨店)でお買い物?そんなのアメリカじゃねえ。みんなが映画で見ているのはニ ューヨークやロサンゼルスばかり、オレたちのことなんて誰も見ない。ここが本物のアメリカ だ、バカ野郎!」
すると、トマスの双子の兄フランク(42)が来て「この地図、ちょっと違うな」と言い、ノー トに何やら描き加え始めた。メキシコ国境沿いの壁だ。
「トランプが美しい壁を造るんだ」
その壁の絵がこれ…
最初に読んだとき、「なんだこの映画のようなラストシーンは」と思ったが、続編に含みを持たせていたのだな(笑)
さて、この「2」は「さらばトランプ」か「トランプの帰還」か……