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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

表現の不自由展事件「FAX匿名化」云々は「所轄の警察署員」の虚言が原因?(津田氏が証言)/事実なら実行委として追及を

このインタビューに関連して、適宜、感じた箇所をピックアップしていこう。
www.webdice.jp
まず最初に指摘したい、すっごく重要な部分。
大事なことなので繰り返しますが、すっごく重要です。

不自由展実行委の小倉利丸さんが「抗議電話は7月31日、8月1日からあった。我々は暴力の予告があれば警察に委ねるよう言っていた。ガソリンファックスは8月2日だが警察に届けたのは8月6日。メールについての被害届は8月14日。これはサボタージュだ」と発言され、会場からも大きなどよめきと疑問や運営側を責める声が上がったそうです。しかし、端的に言ってこれは事実誤認です。現場で何が起こっていたのかといえば、初日の8月1日から3日まで、落ち着いた展示空間とは異なり、事務局はずっとトラブル対応に追われていました。そんな中、あの脅迫ファックスが来たのが2日の早朝です。脅迫ファックスが届いたと現場が大騒ぎになり、すぐに事務局はすぐ警察を呼びました。通報を受けてやってきた所轄の警察署員がファックスを見て、ヘッダーのところにある番号が5ケタだったため、「これだと発信者はわからないね」と、そっけない対応をされたそうです。このことは後から聞いて判明したことなのですが、いずれにせよ現場に来た警察署員の対応で終わっていて、そもそも被害届を出すような状況ではなかったということです。

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あいちトリエンナーレ脅迫事件、所轄署の警察員が無責任対応??(津田大介氏語る) http://www.webdice.jp/dice/detail/5849/

2日夜に捜査の状況を知事とともに確認しているときに、知事から言われたのは「警察からはファックスが匿名化されていて送り先がわからないと聞いている」という旨の話を聞きました。自分の中では引っかかりがありましたが、そのときはまさに不自由展を中止するかどうかを判断する瀬戸際で現場も大混乱していたため、あとで自分で調べようと思いました。3日の17時に、大村知事が記者会見を行い、不自由展の中止を表明。その後僕が単独記者会見を行い、不自由展のメンバーが記者会見を行いました。後片付けなども含めてすべてが終わったのは深夜でした。

8月4日になり、まだ現場の混乱は続いていましたが、多少僕に余裕ができたので、今回の中止の背景にある脅迫事件を何とかしなければならないと思って、脅迫ファックスの原本を見せてもらいました。実際に見たら発信者番号のところに5ケタの番号が書いてあった。これを警察の捜査にも詳しい専門家に見せたところ、機種は恐らくゼロックスG4で、オフィスにある複合機から送っているのではないかという分析が返ってきました。

その情報をもとにうちの会社の社員が5ケタの番号を解析したところ、オフィスの複合機ではなく、コンビニの可能性があるということがわかりました。コンビニの複合機は主にゼロックスを導入しているセブンイレブンと、それ以外のコンビニで多く使われているシャープの2つがあり、さらに解析すると、ゼロックスではなくシャープのヘッダーで、5ケタの番号はコンビニの店番号じゃないかということまでわかった。つまり、犯人は匿名化を全然やっておらず、単にコンビニから送っただけで、その店番号をウェブサイトで検索してみると普通に店舗名が出てくるんです。そこで、愛知県内のコンビニの特定までできました。送信時間まではわかってますから、あとはコンビニの監視カメラをチェックすれば犯人がわかる。とにかく早く警察に動いてほしかったので、こちらで調べた状況をテキストにまとめて事務局経由で警察にあげてもらいました。そうしたらその翌日に警察から「被害届を出してくれ」という連絡がきて、ようやく出させてもらえて、その1日半後に容疑者が逮捕されたというのが経緯


さて、振り返るんだが…自画自賛して申し訳ない、8月4日時点のおれ、ちょっと的確すぎない(笑)?

m-dojo.hatenadiary.com

というツイートがあったが、逆にいまの技術で、警察も手も足も出ないような、発信元不特定でFAXを送る技が生まれているのだろうか?そうだとしたら、そっちのほうが驚きだが…「公開を警察に止められている」というのも、いつまでなんだろう。また、本当に県警の責任ある立場の人が、そのように被害者に要望しているのだろうか。


この8月4日当日、津田氏はツイートした朝9時の段階では『FAXはネット経由で匿名化されて送られていましたね。』と断定調で書いていたが、実は内心ひっかかりを感じていて?? 、このあと、津田氏の関係者が独自に調べたら、私人の捜査だけでほぼ発信元が特定された‥‥となっている。事実ならさすがITジャーナリスト、と称賛に値すると思うが、それよりなにより、

通報を受けてやってきた所轄の警察署員がファックスを見て、ヘッダーのところにある番号が5ケタだったため、「これだと発信者はわからないね」と、そっけない対応をされたそう

というのは、本当であれば実にこの「所轄の警察署員」個人及び、それを指揮監督する所轄の警察署幹部、そして愛知県警幹部の責任が問われるべき大失態であろう、ということであります。


だって(証言が正しいとするなら)、今回はたまたま関係者の関係者、知人に詳しい人がいて独自に調査出来て「わからないって警察はいいましたが、わかりましたよ」と証拠をそろえて持っていったから結果が覆ったけど、そうでなかったら、この「所轄の警察署員」の無知と無定見とやる気のなさで、「発信元がこれだとわからない」という虚偽の説明をされて、現場の直接の被害者だけでなく、県警の最終的な責任者と言える立場の知事にまで、「警察からはファックスが匿名化されていて送り先がわからないと聞いている」という、虚偽の説明があがっていた、ってことなんでしょ??

これ、何人もの首が飛びかねない、大大大スキャンダルですよ、説明が事実なら。


ここで、インタビューに淡々と答えてる場合じゃあない。
津田氏は「表現の不自由展」脅迫事件の本筋とは別に「愛知県警『所轄警察署』「ファクスの発信元は調査不可能」と虚偽説明事件(現場被害者及び県知事に!)」の当事者となってしまっているのだ。多忙かつ重圧があることは、よくわかるが、これは既に、トリエンナーレの芸術監督としての『義務』として、この所轄警察署員及び警察組織の責任を「追及せねばいけない・追及する義務がある立場」なのです。同様のことは、愛知県の大村知事にも言えて、むしろ脅迫容疑者は既に逮捕され、あとは起訴公判を待つ限りでは、こっちのほうが重要事件だともいえる。連日の定例会見で、トリエンナーレの脅迫事件以上に「『送信先特定不可能』との虚偽説明事件」が記者から質問されるべきなのである。これは実行委の副代表である河村名古屋市長もしかりだ。


とにかく、全国的に見れば、こう言う形で本当は調べれば送信元を特定できるのに「これだと無理だね」と現場で捜査員が虚偽説明をして、捜査に着手しないとう事例が別の警察署にもあるかもしれない。いや、よもやあるまいが…万が一そういうことがあったら、それへの警告、一罰百戒も兼ねて、実行委は「当初、『これだと発信者はわからないね』と実にテキトーな、虚偽の説明を行った警察署員、および警察組織」の責任を断然問い、謝罪させ、経緯を発表させるべきだと思うのです。(すでに準備されているなら失礼)