初っ端に余談。
ちなみにさあ…これ言っていいのかな、秋山がONEで戦う、という報道がされてから、ずっと当ブログは、人気記事としてここに来訪者が多いんだよ(笑)
m-dojo.hatenadiary.com
KAMINOGE [かみのげ] vol.16
- 作者: KAMINOGE編集部
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2013/03/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る
さて本題。青木真也の解説での発言
あー…、自分も、その解説部分はすごーく気になってたんよ。
だからあとで記事にしようと思ってたんだが、その部分を聞き直さなきゃいけないからちょっと手間がかかるし、同日に行われたベラトール・堀口恭司の試合について先に書いたからね。
さて、では本日書こうか、そのために試合実況の解説を聞き直そうか…と思ったところで、残念無念、先にこの発言のニュース性に注目して記事にしたところがあった…って、その大本のabemaTVタイムスやんけ!とんだ「自作自演」だ(笑)
でもまあ、これで文字起こしの手間は省けた。
AbemaTVで解説を務めていた青木真也は「彼の必死に戦った気持ちが伝わりました。ちゃんと(体を)作ってきたしノレる。勝つことに必死だった。インターバルを長く取ってでも勝ちたい。ロープの外に出てからでも勝ちたい。汚いことをしてでも勝ちたい」
うむ、そう語ってたな、たしかに…この動画の、5時間6分。
abema.tv
ん、もう少し詳しく文字起こししようか
青木真也 (秋山成勲に)ファイターだったら全然乗れるでしょ。(略)いいやつなんだと思った。全然おれはこの、ちゃんと(体を)作ってきたし、全然俺は乗れる。俺たちはファミリーだっていいたい。
アナ 明らかに途中から青木さんが、もう完全に乗ったという瞬間があったと思ったんですが、それは何の、秋山さんのその戦いから伝わったんですか ?
青木真也 いやもう必死だった、この勝つことに。あの、インターバルを長くとっても勝ちたい。リングの外に出てでも勝ちたい。その気持ちがすごい伝わった。
アナ 目の前に何か自分を少しでも有利にしてくれるような手段があれば…(略)
青木真也 そうそう必死でやりたい。
アナ ある意味手段を選ばずにと言うか…(略)それが伝わった秋山選手の一戦でした。
金的攻撃を受けてのインターバルは、どれほどのダメージだったか分からないので「意図的に長くとった」かは分からないけど、リング外への転落は、たしかに素人目では意図性を感じないでもなかったな…
それはともかく、「勝つためにはどんな汚いことでも、なりふり構わず行う。それが一周回ってカッコイイ姿になる」というのは、フィクションの中ではよく理解できる。
それはなんといっても、典型的なのは「月下の棋士」の大原巌だ。
2:
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2017年9月12日
【悪役列伝】月下の棋士・大原巌
「汚いことをしてでも勝ちたい」という執念が、一周回ってすごくカッコよくなる大原。この土下座も完全に本気というより「相手は受けないだろうが、一寸でもその精神を乱せればいい」というクソリアリズム。
死病を患いつつも、酸素ボンベ持参で対極に臨む。 pic.twitter.com/7CXkynLiDP
ただし、それがリアルなスポーツ、コンペンティションの場に出たときにはちょっと「うーん」だし、何より言われた秋山のほうが「我が意を得たり!!青木は知己である。本当にそのとおりなんだよ、ありがとう」…とは言わないだろう、ということ(笑)
そのへんが複雑なところ。
だが、本人は、そういうリアクションもたぶん全然織り込み済みであったのだろう。いまもこんなふうに見ている。
秋山成勲、ONEデビュー戦での“敗北”に青木真也「汚いことをしてでも勝ちたい。それくらい勝つことに必死だった」
— 青木真也 shinya aokiストロング本能 (@a_ok_i) 2019年6月18日
ヤフコメが燃えてる。読むと秋山成勲が好きになるよ。https://t.co/A9vkMa66Z0
え、YAHOO記事のコメント欄???うーん……
秋山成勲、ONEデビュー戦での“敗北”に青木真也「汚いことをしてでも勝ちたい。それくらい勝つことに必死だった」(AbemaTIMES)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース