新作描き下ろし『バック・トゥ・The♡かぼちゃワイン』
— 三浦みつる (@miura_mitsuru) 2017年12月12日
この作品をもって漫画家を引退します。これまで応援いただきました皆様には心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!#かぼちゃワイン #三浦みつる#漫画家 #引退 pic.twitter.com/ufF3tnAud9
エルかわいかったなあ
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2017年12月17日
『The・かぼちゃワイン』の漫画家・三浦みつるが引退発表 2015年にはクラウドファンディングで新作を制作 https://t.co/RDydDuchU7 @itm_nlabenta から pic.twitter.com/JfSW2ZODC8
まことに申し訳ないが、世代にずれがあったのか、「こういう漫画があることは知ってる」ってぐらいで、それ以上のことは作者も作品もあまり存じ上げない。男女のどっちがかぼちゃで、どっちがワインかもわからない。
ここで引き合いに出したのは、以前から書いた、下のような話であります。
ルーカス・フィルム、ディズニーに売却・・・で思うこと http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121104/p3
「スターウォーズ」ディズニー売却と、故ヤマグチノボル氏の話から「創作世界継承」を考える…本日SW新作公開、第1作TV放送 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151218/p1
佐藤大輔氏、52歳の若さで逝去。ご遺族に「追悼ファンレター」を/個人的思い出/「作品世界の継承」についてあらためて考える。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170327/p1
そしてともかく、何はともあれスターウォーズの作品世界はつづく。ルーカスがその世界を好きか嫌いかに関係なく(笑)
(ラサール石井)ジョージ・ルーカス、一応台本を書いたんだけど、却下されちゃったんですよ。(町山智浩)そう(笑)。
(ラサール石井)のが。で、これからはディズニーだから。もっと子供も楽しめるようなものになっていくんじゃないか?と。
(町山智浩)言われてるんですよ。で、今回はジョージ・ルーカスは完全に、知らない他の人が作った知らない作品として楽しんだそうですよ。
(山里亮太)あ、もうそんな軽い感じなんだ。
〜(略)
(ラサール石井)そうなんだな。要するに『スターウォーズ』はもう一人歩きを始めて。手を離れて。これからまた、どんどんと発展して行くわけですね。これね、ディズニーのことだからこの『スターウォーズ』ね、死ぬほどやりますよ。これから。
売り払ったからこそ、ルーカスの実年齢を離れて、SWの作品世界は受け継がれていく。
‥‥‥そこで、日本のこちらでもそれぞれの「漫画家引退」は感慨深いだろうが、その時、彼が彼女が生んだ作品世界もそこで終わりになるのだろうか。
そうしたい人もいれば、そうしたくない人もいるはずだ……‥。
そんなとき、ジョージ・ルーカスがスターウォーズの一切の権利を売却し、相応の報酬を得て、その代わりにディズニーはスターウォーズの世界を自由に使い、続編もグッズも出せる・・・・・・・
そんな取引が、漫画大国日本ではもっとあってもいいんじゃないかな?と。
本格的な漫画の歴史が、戦後と高度成長、そして週刊誌創刊・・・・・・・・・・と続く中、あの有名漫画家もこの大家も、年齢的な限界はどうしてもでてくる。
なにしろ、ゆうきまさみ氏の世代が間もなく還暦なんだぜ!!!!!!!!えーーーーーーっ。
前も書いたけど、具体名を出してシミュレーションすればこんな感じ。
不快に感じたら申し訳ないけど、ようは、こういう在り方って、アリと思いますか???と。
シミュレーション
【おしらせ】
作家・田中芳樹と『らいとすたっふ』社は20XX年X月、カドカワホールディングスに「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」「創竜伝」に関する一切の権利を売却することで、同社と合意したことをお知らせいたします。
カドカワは今後、銀河英雄伝説の続編「銀河英雄伝説後伝」の制作に乗り出すことも、合わせてお知らせします…
【おしらせ】
小学館は20XX年、藤田和日郎氏から「うしおととら」「からくりサーカス」に関するすべての権利を購入いたしました。
「ビッグコミックシルバー」に、期待の新人ぽこ山ぺけ太郎先生描く「うしおととら復活編」が始まります!!
あ、思い出した。本当に、漫画のキャラクターというか権利を、最初の創作者から別の作者に譲り渡した例があるよ。
田河水泡氏が「のらくろ」を、「これからは彼らに描いてほしい」と弟子に引き継いだのだった。ただ、その時はその弟子(山根赤鬼、青鬼だったかな)もいい加減高齢で、目立った「引き継ぎ」の活動は結果的になかったと記憶している(笑)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D
弟子による作品[編集]
田河水泡の弟子である山根赤鬼・山根青鬼兄弟は、1989年に田河水泡公認で『のらくろ』の漫画執筆権を譲り受け、田河の没後も下記作品を執筆した。
ドクターのらくろ奮戦記(1992年、経済調査会、金田武彦監修) 【山根赤鬼のみ執筆】
のらくろの川柳まんが(1998年、あゆみ出版)【山根赤鬼のみ執筆】
のらくろちゃん(2001年-2003年、漫画新聞、日本漫画学院)【山根赤鬼、山根青鬼で交代執筆】)
2011年現在は、ウェブサイトコミックターミナル(日本漫画学院)内のコンテンツ『コミタ漫画館』において4コマ版『のらくろちゃん』が不定期連載されている。【山根青鬼のみ執筆】
漫画作品の関連事項[編集]
でも、そもそも漫画の一切の権利とか、執筆権利ってどうやって譲渡するのかよくわからん。弁護士ドットコムとかでかいといてくれ。